イラク人質映画、カンヌで賞賛 |
南仏カンヌで開催中の「第58回カンヌ国際映画祭」で12日、コンペティション部門での日本からの出品作品、小林政広監督(51)の「バッシング」(公開未定)が上映された。
「バッシング」は、イラクの人質事件をモチーフに、中東の戦時国で人質となり、解放後、社会から非難を受けている女性ボランティアと家族の姿を描く。
会場は満員にはならなかったが、上映後、観客から大きな拍手がわいた。記者会見では外国人記者から、「女性だからバッシングされたのか」「日本ではボランティアは良いことと思われていないのでは」と質問が出た。小林監督は「非難された女性の感情と内面を通じて、弱い者をたたく社会を表現したかった」と話した。
小林監督は96年に監督デビュー。「バッシング」は7作目で、過去3度、カンヌに出品しているが、コンペは初。手応えについては「観客の反応は悪くなかったので、女優賞など一つぐらい欲しいね」と話した。
結果は日本時間の22日未明に発表される。
[asahi.com(5月13日)より引用]
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「恐るべき「雰囲気」」 |
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ポータルサイト勤務 高橋 明彦(30歳) |
久しぶりなこの話題。今、冷静になってみると「ボランティアで危険地帯で頑張ってた女性」が人質になったけど無事解放…って素晴らしく良いニュースですよね(笑)思いません?いかにその時の雰囲気+メディアの論調の影響があるか。恐ろしいっすね。 |
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「二番煎じ?」 |
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葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(33歳) |
審査委員長は内戦で祖国を亡くし、それを映画にしてカンヌでパルムドールを受賞したクストリッツァ監督。観衆の好評を得ているようだし彼好みのテーマではあるけれど、去年がマイケル・ムーアだっただけに、真相はさておき二番煎じの印象は否めませんね。 |
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「内容に後ろめたさ」 |
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大学職員 石井 涼子(25歳)
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人質事件の最中は政府の勧告を守らないで捕まるなんて、自己責任、しかたないと思っていた。普段は個人の自由尊重!って、個人への国の介入を否定するのにね。あの時は長いものに巻かれてたかな。弱いものいじめだったのかもなあ。と、後ろめたさを感じた。
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「これを起爆剤に」 |
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フリー調査業(弁護士補助) 田中
教之(28歳)
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最近、マスコミに対して不満だらけです。イラク人質事件のこと、ライブドアのこと、JR西日本のこと。勘違いしているマスコミが多かった気がします。この映画をきっかけとして、もっと国民がマスコミ自体のやり方にもっと注目すればいいと思います。
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