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2006年9月27日号(毎週水曜更新)
 

出生数、6か月連続で増加

 厚生労働省が21日に発表した人口動態統計(速報)によると、今年7月の出生数は前年同月より3032人増の9万6048人となり、6か月連続で前年同月比プラスだった。
 6か月以上連続でプラスを記録するのは、1994年1月〜95年1月(13か月連続プラス)以来のこと。
 2006年上半期(1〜6月)の出生数は6年ぶりに増加に転じており、06年の合計特殊出生率も6年ぶりに上昇に転ずる可能性が高まっている。
 速報によると、06年1〜7月の出生数は累計で64万5303人で、前年同期より1万4650人増えた。厚労省は、〈1〉景気回復による雇用情勢の好転の影響〈2〉30歳代前半の「団塊ジュニア世代」の結婚の増加〈3〉人工妊娠中絶の減少――などが増加の要因と指摘している。

[読売新聞(9月22日)より引用]


「産めよ増やせよ」

葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(35歳)

上昇の原因が社会システムの改善によるものであれば、今後も継続的な期待ができます。やはり子供を産める環境作りが大切です。ただ、単なる流行でも数打っていけば効果はあると思う。女性の出産が社会現象になるようなムーヴメントに期待します。

「出生率にだまされない」

大学職員 石井 涼子(27歳)

第2次ベビーブーム世代がママになっている。この世代が40代になれば、また出生率は下がると思う。だから、出生率上昇でも年金問題改善には程遠い。一方で、働くママは増えているようだ。私も仕事と出産・子育てが両立しやすくなりそうで、うれしい!

「実感するニュース」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(32歳)

これ、すごい実感してます。って僕じゃないですよ(笑)会社のフロアだけで3人の妊婦さんがいて、知り合いでも2人が子供を生んでたり…過去にないフィーバーぶり。この調子で第三次ベビーブームがくるのか?と思いますが、21世紀はそんなに単純じゃないですかね。

「少子化を止めるために」

大学教員 服部 圭介(29歳)

少子化の原因は究極的には「子供を持つ費用は知られている(誰が調べたか成人させるまでにウン千万円かかるとか)のに、その便益はよくわからない(というか、教えてくれない)」ことだと思います。便益はプライスレス、そういう宣伝って必要だと思います。

 

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