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2004年11月3日号(毎週水曜更新)

避難所になお7万7千人

 新潟県中越地震の被災地は30日、雨模様の天候で、住民は寒さ対策とともに、壊れた家にビニールシートをかぶせるなど対応に追われた。避難所には依然約7万7000人が残り、県は医師団を巡回させたり、医薬品の備蓄を進めるなど健康対策に取り組んでいる。
 余震への恐怖や避難所の混雑から車の中で寝泊まりし「エコノミークラス症候群」で死亡する人も出ているため、陸上自衛隊が車内で生活する人が多い川口町を中心に宿営用テントを張り、県が利用を呼び掛けている。
 県が実施している建物の応急危険度判定は、29日までに1万3445棟で終了。15・9%が「危険」、28・6%が「要注意」と判定された。自宅に戻り、安心して片付け作業などができるよう、県は30日も国や他県からの応援を得て267班態勢で作業を進めている。


[共同通信(10月30日)より引用]

【編集長の目】
避難されている人達の心労は、想像して余りあるものだと思います。エコノミークラス症候群で亡くなる方々も出たりと、環境としては、お世辞にも良いとは言えない状況。とにかく早く、普通の暮らしをさせてあげたいと願います。国を挙げてさらにさらに取り組むべき問題だと思います。


「最善の『今』か?」
システム開発会社勤務 大石 誠(30歳)
ライフライン復旧の遅れ、取り残された被災者など、歯がゆい情報ばかりが届く。今起きている現状に、阪神大震災の経験は生かされているのだろうか?それとも、生かされて最小限の被害で収まっているのだろうか?判断は出来ないが、後者である事を祈ります。

「裏日本の山奥の惨事」

葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(33歳)

阪神大震災の2ヵ月後、破壊された故郷を歩いた。あの時の心に穴が開くような気持が今回はしない。毎日ニュースを見て他人事だと思わないように仕向けている自分がいる。当事者にしかわからない寒さや痛みを、諦めたくはないと思うのだけれども。

「はやく日常を」

フリーゲーム企画 佐藤 史久(31歳)

地震はもう起こらないとしても、人々の不安やトラウマはずっと残る。今後、物質的な修復と同時に精神面でのケアが絶対に必要だと思います。一刻も早く、新潟の人達に日常を返してあげたい。何気ない毎日を過ごせる事が、どんなに幸せな事かと思えます。

「安心できる場所」
ソフトウェア開発会社勤務 青木 泰子(31歳)
徐々に避難勧告が解除されてますが、解除後も家に帰りたくないという人もいるようです。避難所は安全な場所というだけでなく、心休まる場所としても重要。そんな避難所をより快適で楽しい場所にしようと奮闘するボランティアの方々には本当に頭が下がります。

 

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