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2005年2月9日号(毎週水曜更新)

新幹線で受験生温情停車

 JR東日本が2日、東北学院大(本部仙台市)の入学試験会場に向かう際に間違った東北新幹線に乗った福島市の男子高校生のため、本来止まらない駅に特例で停車させたことが分かった。高校生は試験の開始時刻に間に合ったという。
 同大とJRによると、この生徒は経済学部に出願。郡山市の地方会場で受験しようと、福島駅から午前8時18分発の上りMaxやまびこ104号に乗ったが、郡山駅には停車しないことに気付き、慌てて車掌に相談した。
 JR側は一度は無理と断った。しかし、後続列車のダイヤに影響が出ないことを確認し、車内放送で乗客に断った上で、本来通過するはずの宇都宮駅に特別に停車、受験生を下車させた。終点の東京駅には3分遅れで到着した。
 生徒は下りの新幹線で郡山に向かい、試験開始時刻の午前10時半前に会場に到着。無事に試験を受けたという。
 JR東日本は「今回のケースはあくまで特例。停車駅をきちんと確認してもらえるといいのですが」と話している。


[河北新報(2月3日)より引用]


「国民がどう感じるか」
フリー調査業(弁護士補助) 田中 教之(28歳)
うーん、こういうことは許したくないですね。あくまで特例だとしても、泣き落とせば新幹線も止められるというのはよくないと思います。「苦悩の末の決断をした」JR東日本をたたえる意味では、いいニュースだと思うんですが、受け取り方ひとつですよね。

「かたいこと言うな」
ソフトウェア開発会社勤務 青木 泰子(31歳)
ひと昔前なら、温かみのある人情話になっていたであろうニュースですが、今回は「一個人に対する特例など許しちゃイカン」という意見も多いようです。さほどダイヤに影響が無かったのに“いい話”で終われない今の世の中、ちょっとギスギスしすぎなのでは?

「一生もんの思い出ですね」

大学職員 前田 智美(24歳)

元々、この受験生君は車で試験会場に向かう予定だったのですが、大雪のため急遽新幹線で行くことになったそうです。テンパっていたのでしょうね。自分のドジが大きく報道されて、今頃彼はどんな気分なのでしょうか。合格してたらいいですね!

「予選落ち」

iモードコンテンツ会社勤務 斎藤 滋(26歳)

帰るまでが遠足、なのだとしたら、会場に行くところから受験。厳しいようですが、時間どおりに会場につけなかったのなら、受験する資格はないのではないでしょうか? テストの成績以前の問題だとぼくは思います。最低限のことができていないと。。

 

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