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2005年3月23日号(毎週水曜更新)

厚生労働省調査「絶対に結婚したい」

 2002年に「絶対結婚したい」と考えていた独身者のうち、1年後までに結婚したのは男女とも1割以下にとどまっていることが11日、厚生労働省の全国調査で分かった。
 調査は、無作為に抽出した全国の男女約3万2000人を対象に、02年と03年に実施。02年に「絶対結婚したい」と答えた独身者のうち、03年までに結婚したのは男性で7・3%、女性で8・7%だった。
 一方、仕事を続ける意欲を持っていた女性のうち、結婚後に転職・離職をした人は25・2%、出産後に転職・離職をした人は14・3%に上った。
 厚労省は「結婚や出産を機に仕事をあきらめる女性は今も少なくない。社会全体で対策を考える必要がある」としており、今後も毎年調査を続ける。
 

[読売新聞(3月12日)より引用]


「大切なのは決心後」
フリー調査業(弁護士補助) 田中 教之(28歳)
逆に絶対結婚したい人と結婚した人が、1割近くもいるというのが驚き。先日23回目の結婚式に出席したが、どんな新郎新婦も結婚を決めてから、お互いが成長していったように思える。「結婚したいから」という前提条件ではなく、結婚後の踏ん張りが大切だと思う。

「調査事態が無意味」
ソフトウェア開発会社勤務 青木 泰子(32歳)
結婚では辞めないけど、出産したら辞めますね(出産せずとも辞めますが…)。出産よりも結婚で辞める人の方が多いのは意外。あと、「結婚したい人の多くが1年後にまだ独身」という調査は無意味。将来結婚を望む二十歳の若者が1年後に独身でも普通でしょ。

「結婚=出産?」

葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(33歳)

結婚の意義が出産に集約してはいけないと思う。少子化が進んでしまうが、出産を選択せず、結婚と仕事を選択するという生き方がもっと認知されてもいい。極端な話、仕事を全うしてから、ひとりでは生きにくい老後をふたりで始める結婚があってもいい。

「結婚には準備がかかります」

大学院生 服部 圭介(27歳)

式場は1年前には予約が必要だったり、結婚って1年前くらいから準備が必要なんだから、1年前に「いつか絶対に結婚したい」と思っている人が1年後に実際結婚してる可能性が低いのは当然。こういういいかげんな統計解釈にはいつもウンザリする。

 

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