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2005年5月11日号(毎週水曜更新)

「世界で最も美しい50人」発表

 米ピープル誌は27日、「世界で最も美しい50人」の05年版を発表した。
 表紙には、昨年11月に双子を出産した米女優のジュリア・ロバーツを掲載。AP通信によれば、ロバーツが「世界で最も美しい50人」特別号の表紙を飾るのはこれで3回目で、50人のリストに選ばれたのは、ハル・ベリーと並ぶ9回目。ピープル誌は「出産したことにより、ジュリアは美しさの頂点に達した」というジュリアの友人のコメントを掲載している。
 その他に選ばれたのは、ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、ペネロペ・クルス、マシュー・マコノヒー、ジュード・ロウ、ジェイミー・フォックス、ヒラリー・スワンク、ジェニファー・ロペス、アリシア・キーズ、アッシャーら。スポーツ界からはサッカーのデビッド・ベッカムや、テニスのマリア・シャラポワらも選ばれている。
 ちなみに、同誌は今年初めてオンライン投票を導入。総投票数は50万票だった。 

[People.com(5月3日)より引用]


「解りやすすぎないか?」
ポータルサイト勤務 高橋 明彦(30歳)
「人」を美しさ基準で判別するのはすでにありきたりで、面白くないです。せっかく世界50万の投票があるなら、最も美しい絵画・建物・Tシャツ…みたいに予想が難しいモノに対して、世界の人々がどう評価し、感じるのか。そっちを是非聞いてみたいですね。

「盛り上げ効果」
派遣社員 前田 智美(25歳)
美しいの基準は人それぞれなわけで。実際のところは「最近輝いている50人」とか「最近よくメディアで見かける50人」て感じの投票結果のような。ま、「世界で最も美しい50人」という名称の方がドラマチックで盛り上がるから良いのでしょう。

「美しいは自分の心に」

サッカー新聞勤務 斎藤 滋(27歳)

美醜の基準は、主観。それを、多数決で決めたところで何になるんだろう。確かに、多くの主観が美しいと認めたジュリア・ロバーツは、民衆主義的な美人だ。でも、ぼくの主観では、いつも一緒にいたあの子のほうが美しい。きっとそういうことなんだと思う。

「どこの世界のお話?」

大学教員 服部 圭介(27歳)

7割が有色人種で3割が白人、そして約6割がアジア人というのが今の世界。そんな世界でよくもまぁ「世界で最も美しい」なんて形容ができるもんです。せめて「アメリカ人が思う〜」ぐらいの形容にして欲しかったですね。私の知らない人ばかりですもん。

 

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