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2005年9月28日号(毎週水曜更新)

「プロジェクトX」来春で終了へ

 NHKが、人気ドキュメンタリー番組「プロジェクトX」を来年春で終了する方針を固めたことが22日、分かった。
 NHKは、経営改革をアピールするため、来年春に大幅な番組改定を予定しており、その一環として終了させる。
 この番組は、2000年3月にスタート。戦後日本の無名の人々が、目標に向かって様々な困難を乗り越えていく姿を、再現ビデオや当事者のインタビューを交えて紹介し、多くの反響を呼んだ。2002年1月に放送の連合赤軍あさま山荘事件を扱った「あさま山荘衝撃の鉄球作戦」は視聴率が20・0%に達した。
 中島みゆきさんが歌う主題歌「地上の星」が大ヒットしたほか、番組で取り上げたVHSビデオの誕生秘話は、映画化された。2001年には、菊池寛賞を受賞している。
 一方、NHK内部にも「番組としての役割は十分に果たした」との意見があったほか、番組を感動的に描こうとするあまりの過剰な演出が、たびたび指摘された。
 今年5月に大阪の工業高校の合唱部を取り上げた際には、「荒れに荒れていた」などの行き過ぎた表現があり、高校側から抗議を受け、謝罪した。  
 

[読売新聞(9月22日)より引用]


「大人気でしたね」
サッカー新聞社勤務 斎藤 滋(27歳)
あれを見て感動するには、ぼくはまだ若すぎたようです。まだ「昔の日本人は偉かったんだな」と思うには、自分のこと諦めてはいないようです。実際は、中島みゆきの主題歌を始めとした仰々しさがハナについて、そんなにたくさん見たわけではないんですけどね。

「エンディングで鳥肌」
派遣社員 前田 智美(25歳)
たとえ演出が過剰であったとしても、見るとやたらテンションが上がる番組だったので終了は寂しいです。そろそろネタ切れですかね。半年に一度くらいでいいからまた放送してほしいです。エンディングが流れるといつもゾクゾクしました。

「時代の空気とミスマッチ」

大学教員 服部 圭介(28歳)

「自分の信じた道を懸命に信じ、汗水流して偉業をなしとげる」素晴らしいことなのだけど、「クールに」「クレバーに」「稼ぐ」ことが美徳のように騒がれるここ2〜3年の日本を取り巻く「空気」と乖離してきた感はある。景気が上向いている所為かもしれない。

「たつとり後を濁さず」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(31歳)

多くの「普通の人」の努力と功績に光を当てた画期的な番組。ただ…当然ながら1時間語れるほどのネタってそんなに無くて(だって普通の人だしw)むしろ無くていいんです。ネタが見つかり次第、放送。くらいのスペシャル感で続ければいいんじゃ?無理して番組を汚す方がもったいない。

 

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