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2005年10月5日号(毎週水曜更新)

阪神2年ぶり5回目のリーグ優勝

 プロ野球セ・リーグは29日、優勝へのマジックナンバーを「1」としていた阪神タイガースが阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で巨人に5―1で勝ち、2年ぶり9回目、2リーグ制では5回目となる優勝を決めた。就任2年目の岡田彰布監督はスタンドを埋め尽くした今季最多の4万8576人の観衆の前で5度、宙を舞った。阪神は20年ぶり2回目の日本一を目指し、10月22日から始まる日本シリーズでパ・リーグの優勝チームと対戦する。
 
 ◆阪神ミニ球団史◆
 阪神タイガース 1935年12月、大阪野球倶楽部(大阪タイガース)として誕生した。戦前は37年秋、38年春、44年と3回優勝し、47年は藤村富美男らの打力で戦後初優勝。62、64年は村山実らの投手力を軸に制した。85年は219本塁打の長打力で21年ぶりに優勝し、初の日本一に。その後最下位10回を数えたが、星野仙一監督2年目の03年に18年ぶりに優勝を遂げ、低迷を脱した。
 今季の阪神は投打の歯車がかみ合った。投手では藤川球児、ジェフ・ウィリアムス、久保田智之各投手を軸とした救援陣の存在が光り、先行した試合では盤石の試合運びを見せた。特に藤川投手はこの日、日本プロ野球新記録となるシーズン79試合登板を果たした。打線も上位が出塁し、金本知憲外野手、今岡誠内野手ら中軸で還すというパターンが威力を発揮した。
 阪神はプロ野球改革の一環として今年、導入されたパ・リーグとの交流戦で八つの貯金を作って勢いに乗った。交流戦期間中の6月9日に首位の座を奪回。8月に中日に2度、0.5ゲーム差に迫られたが、いずれも直接対決で退けた。9月14日に優勝マジック「13」を点灯させてゴールへ。球団創設70年、親会社の阪神電鉄開業100年という節目の年にペナント奪回に成功した。
 ◇最高の1年に
 ▽阪神・岡田彰布監督 最高の舞台で胴上げが出来た。最高の選手に恵まれ、最高の1年になった。2年前、一つ忘れ物をしているので、甲子園でまた胴上げされるように全員で頑張りたい。
 

[毎日新聞(9月30日)より引用]


「アンチ阪神が増える」
フリー調査業(弁護士補助) 田中 教之(29歳)
中日ファンとして本当に悔しいシーズンでした。もう少しで追い越すことができたのに・・・。阪神は総合力で勝っていました。これで阪神は常勝球団に変わっていくでしょうね。これからは、巨人ではなくアンチ阪神としてセ・リーグが変革していくでしょう。

「こんなはずでは」
葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(33歳)
神戸出身、生まれる前から阪神ファンを宿命付けられた私は、こんな強いはずないのに……と不思議な気分です。中学の頃に始めて優勝し、一昨年に18年ぶりの優勝。死ぬまでにあと1・2回優勝したらいいなと思っていたのに、なんだか死期が近づいた気分です。

「楽天で私は見た」

大学職員 石井 涼子(26歳)

楽天が阪神優勝記念セールしてます!確かに出展している多くの関西店舗は阪神優勝セールをしたいと思いますが…なにか矛盾を感じます。せめて言い訳の一つや二つ書いてくれれば、球団「楽天」への愛情が感じられるのに。これじゃ商魂企業丸出しで冷めますね。

「熟語祭り」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(31歳)

ベタですが…栄枯盛衰、諸行無常を強く感じますね。昔、ホークス・阪神・ロッテって言ったら弱小(失礼)球団の代名詞的存在だったのに。今はホークスは1位で当然だし。やっぱり臥薪嘗胆で、しっかり力をつけて行く事がなによりも大事なんだと肝に銘じてみました。

 

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