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2005年11月2日号(毎週水曜更新)

日本提出の核軍縮決議案、国連委で採択

 国連総会第1委員会(軍縮)は26日、日本が提出した核軍縮決議案「核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意」を賛成166、反対2、棄権7で採択した。
 昨年同様、米国とインドが反対した。決議案は12月、国連総会の本会議に上程され、採択される見通し。
 日本は1994年以降、核軍縮決議案を毎年提出し、採択されているが、今回は過去最多の賛成票を得た。棄権したのは、中国、イスラエル、北朝鮮、パキスタン、ブータン、ミャンマー、キューバの7か国。
 決議案は核実験全面禁止条約(CTBT)の早期発効に向けた署名・批准などを求めており、米国はCTBT批准を拒否している立場から今回も反対した。  
 

[読売新聞(10月27日)より引用]


「多数決も勝てない脅威」
大学職員 石井 涼子(26歳)
たとえ支持国が過去最多で国連で採択されたとしても、それは何の抑止力にもならない。6カ国協議で米と北朝鮮が散々やりあって結論がでなかった後だもの。反対と棄権をした核のキー国を今後どう動かしていけるか。国連に大平和論者の出現を期待するばかり。

「細かく評価を」

フリー調査業(弁護士補助) 田中 教之(29歳)

国連で採択されたと言うことは非常に評価すべき内容だと思います。日本は国際的に活躍できない、という批判はもうやめましょうよ。もっと細かく分析していけば、十分国際社会に後継している部分がもっとあると思います。あえて、前向きに国連での活動を応援したいです。

「同じ穴のムジナか?」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(31歳)

ったく、こういうのに反対する国の存在自体が信じられません。地球を何十個もぶっ壊せる核を保有する事になんの意味があるのか…明らかに抑止力以外の別の論理(軍事産業的な)があるとしか思えない。北朝鮮に「核を持つな」とはアメリカには言って貰いたくないですね。

 

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