国連総会第1委員会(軍縮)は26日、日本が提出した核軍縮決議案「核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意」を賛成166、反対2、棄権7で採択した。
昨年同様、米国とインドが反対した。決議案は12月、国連総会の本会議に上程され、採択される見通し。
日本は1994年以降、核軍縮決議案を毎年提出し、採択されているが、今回は過去最多の賛成票を得た。棄権したのは、中国、イスラエル、北朝鮮、パキスタン、ブータン、ミャンマー、キューバの7か国。
決議案は核実験全面禁止条約(CTBT)の早期発効に向けた署名・批准などを求めており、米国はCTBT批准を拒否している立場から今回も反対した。
[読売新聞(10月27日)より引用]
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