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2005年11月2日号(毎週水曜更新)

韓国語、高校の外国語で2位

 高校に開設された英語以外の外国語科目で、トップの中国語に次ぎ、韓国・朝鮮語がフランス語を抜いて初めて2位になったことが文部科学省の調査で分かった。同省国際教育課は「近隣諸国の言葉を学ぼうという流れに加え、韓流ブームで増えたと考えている」と話している。
 同省によると、英語以外の外国語を開設する高校(中等教育学校の後期課程を含む)は今年5月1日現在で公立504校、私立244校の計748校。高校全体の約14%に当たり、03年の653校に比べ約14.5%増えた。言語別の1位は553校の中国語。次いで韓国・朝鮮語が03年の219校から3割増の286校と一気に伸びて2位に浮上。フランス語も235校から248校と増えたが、3位に転落した。
 ただ履修者数は全体で4万8356人(公立2万6641人、私立2万1715人)のうち、トップは2万2161人の中国語だったが、フランス語は9427人で2位を守り、韓国・朝鮮語は8891人で3位。開設校数の4位は105校でスペイン語とドイツ語が並んだが、履修者数はドイツ語が4198人で、スペイン語の2688人を上回った。
 一方、04年度に高校が行った海外への修学旅行の行き先で、中国は1万4708人と02年度の3万6607人に比べ6割減と大幅に落ち込んだ。同じアジアの韓国が2割、シンガポールも4割減少し、同課は「主にSARS(新型肺炎)や鳥インフルエンザの影響」とみている。1位はオーストラリアで3万3970人。  
 

[毎日新聞(10月25日)より引用]


「中国、凄まじい勢い」
大学職員 石井 涼子(26歳)
中国の急成長を本当に身に感じるこの頃。中国出張によく行く友達が2人。こないだ飲み屋で隣になった人も月の半分は中国。電車のなかでサラリーマンが中国語講座。そして高校の第2外国語1位も中国。んー。でも映画ははやり韓国ものが一番心打たれるなあ。

「私も学びたい」

フリー調査業(弁護士補助) 田中 教之(29歳)

日本の経済的状況を考えると、韓国語を習得したいと考えるのは必然的なことだと思います。特に若者は文化的交流の背景があるわけで、学ぶこと自体抵抗もないと思います。しかし、高校で英語以外も学べる高校がこんなに多かったのがびっくり。私の高校時代とは変わっているんですね。

「韓国語は難しいよ。」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(31歳)

近隣諸国の言語を学ぶのは、アジア諸国でも日本語教育って盛んなのと同様に、お互いを理解する為にすごく良いことですよね。言葉でココロも通じる所あるし。最近、中韓とは仲悪いけど、それも国同士しかたないかと。譲れる所、譲れない所、お互い許しあっていきたいもんです。

 

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