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2006年5月31日号(毎週水曜更新)

“エイズの起源”カメルーンに

 世界的に流行しているエイズウイルス(HIV)は、アフリカのカメルーン南東部に生息するチンパンジーから人間へ感染した可能性の高いことを、欧米とカメルーンの研究チームが初めて突き止めた。
 各地のチンパンジーが保有しているウイルスを比較して分かった。治療薬やワクチン開発につながる成果と期待される。
 米科学誌サイエンス電子版に25日、掲載される。
 HIVの起源は、チンパンジーに感染するサル免疫不全ウイルス(SIV)といわれていた。研究チームは、カメルーン国内の10か所でチンパンジーのふんを採取。5か所のふんからSIVの遺伝子を検出した。分析の結果、遺伝子の構造(塩基配列)には地域差があり、同国南東部の2か所で検出されたSIVが、世界的に流行しているHIV(Mタイプ)と酷似していた。  
 

[読売新聞(5月26日)より引用]


「忘却防止」
ポータルサイト勤務 高橋 明彦(31歳)
最近下火になりつつあったので…取り上げてみました。今なお不治の病であり、広がりを続けているエイズですが…マジックジョンソン氏もまだ生存されているところを見ると、生存率もかなり伸びてるんだな、ちょっとだけ一安心です。予防と知識、忘れないようにしたいですね。

「新薬に期待」
大学院生 田中 教之(29歳)
サルからヒトへ。エイズはどのように感染していったのか?ある意味遺伝子レベルでの感染ルートなのか?詳細を知りたくなりましたが、はっきりしたことはまだわかっていないようですね。しかし、原因がわかったということは、新薬にも期待できますね。

「治す前に広げない」

派遣社員 前田 智美(26歳)

アフリカのチンパンジーから始まった病が、今や世界中の人間に蔓延する大きな病気になるなんて。改めて感染病の怖さを感じます。感染源の特定で、エイズ治療の世界が大きく前に進むことを望みますが、それ以上に「広げない」努力も大切です。

「日本にもいる?」

大学職員 石井 涼子(26歳)

カメルーンのチンパンジーから人間にどのように感染したのかが気になりますね。私たちの身近な日本の動物園にもアフリカのチンパンジーがいます。もしかすると感染する可能性があるかもしれない。ちなみに、アフリカのミドリザル根源説はもう消えたのかな。

 

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