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2006年9月20日号(毎週水曜更新)
 

4割「近所づきあい必要なし」

 不動産情報ポータルサイト「HOME’S」を運営するネクストはこのほど、「賃貸住宅におけるご近所づきあい実態調査」の結果を発表した。
 それによると、引っ越しの際、何らかの形でご近所にあいさつをしたのは約7割となった。
 「ご近所とどんなつきあい方をしているか」に対し、「近所づきあいはない」と回答したのは、「一人暮らし」が43.1%、「子供がいる家庭」が2.3%だった。
 「子供がいる家庭」の「ご近所づきあい」は、「顔を合わせたときあいさつする」が57.3%、「立ち話をする」が23.6%、「お互いの家を行き来する」が12.3%となった。それに対し、「子供のいる家庭」の40.5%が「近所づきあいの必要性を感じたことがない」と回答。あいさつや立ち話はしているが、近所づきあいの必要性を感じていない結果となった。
 同調査は、関東・関西の都市圏で、現在賃貸集合住宅(アパート、マンション)に住んでいる18から34歳の男女1,032人(男性516人、女性516人)にインターネット調査を実施したもの(ひとり暮らし476人、子どもあり家庭220人、子どもなし家庭336人)。調査期間は7月28日から7月29日。

[住宅新報(9月14日)より引用]


「調査結果をみてもピンときません」

医療関係 久田 優美子(26歳)

恥ずかしい話ですが、将来「ご近所づきあい」を上手にできる自信がありません。理想となるそれを見て育ってないので、何度もシュミレーションをしてみてもどうも腑に落ちません。理想ばかりの知識でどうにかなるような簡単なものではないですよね。

「最初から付き合わないのが一番」

派遣社員 山本 貴子(31歳)

いつ挨拶しても無視するのに、選挙前になると必ず家にくる人がいて、幼な心に嫌だった。母は察したのか、小さな私にこう言った。「これも、ご近所付き合いなのよ。」その経験からか、私は挨拶しかしないようにしている。

「近所づきあい必要なし」

派遣社員 前田 智美(26歳)

ここ数年「近所の人たちが早く気づいていれば・・・」と悔やまれる事件が増えた。昔は「遠くの親戚より近くの他人」と言ってうまくやっていけたけれど、現代人はご近所だけでなく対人関係そのものの築き方が昔より下手になってしまったのではないかな。

「隣の庭は面白そう」

大学職員 石井 涼子(27歳)

今のマンションは4月に引っ越しました。エレベータで何度か隣の夫婦にお会いしたことがあり、ちょっと雰囲気が面白そう。本当は家を行き来するようなことをしてみたいんですが、ドアをノックするのも一か八かの賭けですね。4割の人が"必要なし"と言うなら。

 

ニュース関心度合計(/20)


久田
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山本
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前田
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石井
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