スペースシャトル事故
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ブッシュ米大統領は事故発生から5時間後の1日午後2時(日本時間2日午前4時)過ぎ、ホワイトハウスで全米に向けて演説し、「コロンビアは失われた。生存者はいない」と乗員全員の死亡を正式に確認した。
大統領は「彼らは危険を承知の上で、人生の高潔な目的のために進んでそれに立ち向かった」と7人の飛行士に深い哀悼の意を表し、遺族に向けて「あなたたちは独りではない。私たちは国を挙げて死を悲しむ」と言葉をかけた。
大統領は原因の究明を続けるとする一方、「私たちの宇宙への旅は続く」と述べ、悲劇を乗り越えて前進するよう米国民に呼び掛けた。
演説に先立ち、大統領は着陸予定地だったケネディ宇宙センター(フロリダ州)にいる遺族に電話を入れ、「何百万人もの米国人があなたたちのために祈っている」と弔意を伝えた。
【編集長の目】
事故後の他の宇宙飛行士達の会見が凄かった。感情的でもなく悲観的でもなく凛として。信念をもった人間の強さが感じられた。きっと、亡くなった宇宙飛行士達も同じ強さを持っていたんでしょう…ご冥福をお祈りします。
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「犠牲を無駄にせず」 |
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大学職員 石井涼子(23)
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ブッシュの言う通りだよ、全く。犠牲者が出ると宇宙開発って本当に必要なの?って疑問になる。けれど宇宙がどうなっているのか、生活がどんな風に変わるのか、やっぱり知りたいし、科学の進歩は止めたくない。この犠牲を無駄にせず前進を願います。
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「難しいからこそ挑戦」 |
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大学院生 服部圭介(25)
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今や現代人には当たり前の事ように思われつつあった「宇宙への旅」。今回の事故は、それがいかに困難なことなのかを私たちに再認識させることとなった。今後の宇宙開発への影響が心配だが、「危険」を理由にロマンを捨てるような人類にはなりたくないものだ。
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「今度は自分の番だ!」 |
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フリー調査業(弁護士補助) 田中教之(26)
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実は小さいころ宇宙飛行士になりたかった。今になっても、心のどこかで「いつか宇宙にいけるのでは?」と思っている。前向きに考えれば、犠牲になった方のおかげで、私たちがまた一歩宇宙に近づいたことになった。本当に皮肉だけど。
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「宇宙開発が分からない」 |
 | 測量会社勤務 中崎 彰(29)
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人が亡くなったは悲しいことだとは思います。しかし正直言って、シャトルの乗員が亡くなったことと、一般人が亡くなったことにそんなに差を感じません。なぜなら私にとって、宇宙開発というものが身近に感じられず、どう重要なのか実感が湧かないからです。
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