12億の超高級マンション発売!
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野村不動産は13日、東京都港区南麻布5丁目に建設中のマンション「ザ・ハウス南麻布」の最高価格が、12億7000万円になると発表した。不動産経済研究所によると、10億円以上の超高額マンション“スーパー億ション”の発売は、92年11月以来約10年ぶり。
セゾングループの迎賓館だった「米荘閣」を総合商社のニチメンが買い取り、野村不動産と共同開発している10階建てマンションの最上階。面積は425平方メートルで、通常の3LDKの5〜6戸分に相当する。
一般販売は3月に始めるが、すでに購入の問い合わせもあるという。近くに有栖川記念公園がある閑静な高級住宅街にあり、立地条件の良さと、居住の都心回帰の流れが、スーパー億ション復活につながった。
総戸数119戸の平均専有面積は155平方メートルで、最多価格帯は2億円台。うち73戸には、すでにオーナー経営者や、病院を経営する医師、外資系金融機関の役員などからの申し込みがあり、年齢的には40歳代前半が多いという。完成予定は来年7月末。
【編集長の目】
今の日本って、アメリカのように貧富の差が激しくなっているように思います。めちゃくちゃ大金持ちと貧しい一般家庭との二極化。その現実を如実に現したニュースではないでしょうか。
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「たまには景気のいい話」 |
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プロバイダー会社勤務 前田智美(23)
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12億マンションの営業マンは言う。「やっぱり、日本人はお金持ってますね・・」
ひょえ〜!!こんな景気のいい言葉を耳にしたのは何年ぶり!猫も杓子も不景気一辺倒なニュースが多い中、ちょっと前向きニュースです。しかし、でも、やっぱり現実味なさすぎ・・。
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「見せびらかし効果」 |
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大学院生 服部圭介(25)
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世間が不況だからこそ、こんな超高価な買い物をする優越感、さぞ気持ちいいんだろうなぁ。周りが苦しめば苦しむほど、こういう「見せびらかし的」な消費は増えるかも。「顕示的消費が不況の打開策になる!」。…なんてほど経済が単純ならいいのだけど。
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「不況じゃない人もいる」 |
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葬儀関連派遣社員 浅羽祐治(31)
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バブル期でも倒産する会社があったように、このご時世でも儲かっている人はいる。そんな人たちはバブル崩壊を教訓に、無闇な散財をしない。スーパー億ション購入が理にかなっているかどうかはさておき、溜まった鬱憤も晴らせる気持いい財産の使い道だと思う。
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「冷静にツッコんでみる。」 |
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iモードコンテンツ勤務 斎藤 滋(24)
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激安と超高級ブランド品の2極化が進むとは言え、デフレですよ、デフレ。様々な商品が安くなっていくだけでなく、保有している資産の価値も相対的に目減りしていく一方なんです。そんな時代にあえて高い家買わなくてもいいのに。・・・ヒガミじゃないですよ。
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ニュース関心度合計(/20) |
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前田★★★★★
服部★★★★★
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斎藤★★★★★
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