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2004年4月14日号(毎週水曜更新)

ロケット宇宙遊覧飛行

 米連邦航空局(FAA)は7日、民間の有人ロケット会社に初めて商業飛行の免許を交付したと発表した。初の商業遊覧飛行が近く実現されることになる。
 免許を交付されたのはカリフォルニア州に本社を置くスケールド・コンポジット社。幅約5メートルの短い両翼の先に2本の尾を持つ「スペースシップワン」という独自のロケットを使用、上空の飛行機から打ち上げ、軌道を周回しない弾道飛行で乗客が無重力を体験する。
 3人乗りロケットで高度100キロまでの遊覧飛行を達成した最初の企業や個人に賞金1000万ドル(約10億5000万円)を贈る国際賞「Xプライズ」を、米国の実業家らが設立した財団が創設しているが、同社はこのXプライズに挑戦する。
 米国では先月、民間の有人宇宙飛行を可能にする法案が下院で可決された。


[読売新聞(4月8日)より引用]

【編集長の目】
「乗り物酔いが怖いんでちょっと…」なんて、いよいよ宇宙旅行についてリアルに考えられるようになってきましたねぇ。しかし、こうしたニュースを聞くと、さすがアメリカって感じですよね。地球の利権ではなく、宇宙に意識をもっと持っていけばいいのに、なんて思ってしまいます。


「ペプシの旅も実現?」
大学職員 石井涼子(24)
ペプシが企画した2001年宇宙への旅も弾道旅行だったと思います。あれ、延期になった聞いたけど実現するのかな。1998年の応募の時は夢見たいな話だったけど、技術はあっという間に追いつくんですね。とはいえ私が生きてる間の宇宙旅行はまだ無理そう。

「行かないほうがいいかも」

フリー調査業(弁護士補助) 田中教之(27)

死ぬまでに宇宙に一回はいってみたいのですが、なんとなく行かないほうが理想のままでいいのかなと、ちょっと消極的な気持ちにもなります。宇宙に行っても人間社会と離れることはできないわけで、そうれなら地上に残るのもいいかなと思ったりもします。

「素人考えですが」

葬儀関連派遣社員 浅羽祐治(32)

宇宙関連企業はどうも理解しがたい。未来的な技術が実現するのは遥かなるXデー。開発段階でどうやって利益を上げているのだろう。法律で認められていなかった民間の有人宇宙飛行を業種とする民間ロケット会社が存在していたのは一体どういう訳なの?

「制度が技術を進歩させる」
大学院生 服部圭介(26)
それにしてもアメリカはさすが、開発のインセンティブを高める賞の創設や、法の制定など、やる事が早く戦略的ですね。日本も得意のロボット部門で同じようにリードしたいものです。今世紀後半は宇宙&ロボットビジネスの世紀になることを睨んで。

 

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