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2004年7月7日号(毎週水曜更新)

曽我さん再会はインドネシア

 川口順子外相は1日午後(日本時間同日夕)、北朝鮮の白南淳(ペクナムスン)外相とジャカルタ市内で会談し、北朝鮮による拉致被害者、曽我ひとみさん(45)一家をインドネシアで再会させることで合意した。曽我さんの夫で元脱走米兵のジェンキンスさん(64)も同意しており、同国内での再会が決まった。再会日時については、川口外相が曽我さんの二女の誕生日である今月23日までを要請、北朝鮮側も早期再会に協力する考えを示したことから、23日までに実現する見通しになった。再会場所はインドネシアのバリ島を軸に調整が進められる。
 曽我さんの家族はジェンキンスさんのほか、長女の美花さん(21)、二女のブリンダさん(18)。曽我さんが02年10月に日本に帰国して以来、1年9カ月ぶりの再会となる。日本政府は曽我さんらの生活支援態勢の検討を急ぐ。


[毎日新聞(7月2日)より引用]

【編集長の目】
「家族と一緒に暮らす」という当たり前の事もできない曽我さん。同じ日本人にそういう境遇の人がいる事がやりきれない気持ちです。日本政府の力を尽くして、曽我さんに当たり前の幸せをあげて欲しい。それだけです。


「あきらめないで」
システム開発会社 大石 誠(29歳)
密かに気になっているのが、曽我さんの「今度会ったら離れたくない」発言。何か、再開した時に突発的な行動に移ってしまわないだろうかと心配。杞憂に終わればよいのですが…。彼等家族に「将来」を見せられる安心感を与えられるよう、政府の動きに期待します。

「一家族と一国家選挙」

ポータルサイト 高橋 明彦(30歳)

政治では当たり前かもしれませんが…こういう「タイミング」に選挙の影がチラつきますね。最近小泉氏が余り好きではないので特に眉唾モノ。もちろん再会は素晴らしいですが…もっと深く広く考えねばいけない事が国政にはある、と改めて思います。

「外務省の活動を評価」

フリー調査業(弁護士補助) 田中 教之(28歳)

川口外相の会談前の神妙な表情を見た瞬間、インドネシアでの再会はありえると感じました。外相として、ここで成果を出さなければという必死さを感じました。これから最終的なつめの段階になりますが、現時点での政府の活動にはもっと評価すべきだと思います。

「三度目の正直」
大学院生 服部 圭介(27歳)
曽我さんは二度も大事な家族との暮らしを引き裂かれた。一度目は北に拉致された時、二度目は北から一人で帰国した時。ジェンキンス氏の難しい立場はよくわかるが、なんとしてでも三度目に起こりうる「夫が逮捕される」という形の離別はないようにしてあげたい。

 

ニュース関心度合計(/20)


大石
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高橋
★★
田中
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服部
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