点数化ニュースサイト
2004年11月10日号(毎週水曜更新)

大統領選ブッシュ圧勝

 再選を果たしたブッシュ米大統領は3日、ワシントン市内で「歴史的勝利」を収めたと宣言し「テロとの戦い」やイラク情勢など2期目の重要課題を成功させるため、選挙戦でケリー上院議員を支えた民主党支持者を含む全国民に協力を呼び掛けた。
 米国を分断する形で共和、民主両党が激しく対立、前回大統領選に続き開票結果判明がずれ込んだ異例の事態を受け、再選を機にあらためて国民に団結を強く求めた。
 これに先立ち、ケリー議員は地元ボストン市内で「大統領に電話で当選を祝福した」と敗北を宣言。「この国が分裂する危険性や連帯の必要性について大統領と議論した」とも述べ、イラク情勢や「テロとの戦い」で大統領と協力していく考えを強調した。


[共同通信(11月4日)より引用]

【編集長の目】
アメリカ国民の総意は、ブッシュの政策指示という事になりました。しかも、なぜここまで差がつくというぐらいのブッシュの大勝。対テロの最高指揮官としてのブッシュさんに違和感をもってるアメリカ人も多いのでは?と思ってただけに、正直意外な結果でした。選挙は怖いですね。


「さてと、日本は」
大学職員 石井 涼子(25歳)
このまま日本の総理大臣に「ブッシュと共にテロと戦う(どっちがテロなんだ?)」と言わせててはまずい。意図していなくても日本は米の戦争に加担していると他国から思われてしまう。米に対し日本の襟を正すためにも、そろそろ総理は交代した方がいいのかも。

「彼らが選ぶことだから」

iモードコンテンツ会社勤務 斎藤 滋(26歳)

都市vs農村の視点での分析も目にしますが、世論調査にかかわらず自民党が第一政党であるのと一緒で、メディアで言われていることだけが選択の理由にはならないんだな、と再度実感しました。やっぱりアメリカ人はああいうブッシュが好きなんでしょうね。

「米国で、負けた後は?」

フリー調査業(弁護士補助) 田中 教之(28歳)

敗れたケリー氏がものすごく潔くかっこよく見えました。あんなに言い争って、泥仕合をした上での負けは本当はショックのはず。日本では選挙に負けると、社会的地位が落ちたり、貧乏になってしまうけど、アメリカはどうなんだろう。今後のケリー氏が気になります。

「嘆くより前を向こう」
ポータルサイト勤務 高橋 明彦(30歳)
最後の決め手が「選挙直前のビンラディン映像」という意見に賛成。あれが「恐怖」喚起→テロ戦争を継続→じゃあブッシュ!的論法。あまりにもタイミング良すぎるのが気になりますが、決まった以上「彼」と向かい合いましょう。より良い明日の為に。

 

ニュース関心度合計(/20)


石井

斉藤

田中

高橋




  週レビのルール

●週刊レビューはニュースを点数化するサイトです。一週間に起こったニュースから、考えてみたいニュースを週レビ編集長が5つピックアップし、レビュアーがそれに対して、 関心が高いニュース順に5点から1点までで、採点していきます。つまり総合点が一番高いニュースは、その週、一番考えてみたいニュースということになります。


★★★★★
★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★

関心高い



関心低い

※点数は持分制。
つまり二度、3点などをつけてはいけない。

<例>

項目
news1 5点 4点 9点
news2 3点 5点 8点
news3 1点 1点 2点
news4 2点 3点 5点
news5 4点 2点 6点


その他のニュース

大統領選ブッシュ圧勝
北朝鮮がイラン核開発に加担?
子育て費は生活費の16%
誕生「楽天ゴールデンイーグルス」
田臥勇太NBAデビュー

コンテンツ
ひとこま画像
音楽レビュー
映画レビュー
ブックレビュー