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2005年2月16日号(毎週水曜更新)

日本、2−1で北朝鮮に辛勝

 サッカー2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会アジア最終予選B組初戦の日本−北朝鮮は9日、厳重な警備態勢が敷かれたさいたま市の埼玉スタジアムに5万9399人の観衆を集めて行われ、日本は後半のロスタイム中に大黒将志(G大阪)が決勝点を決めて2−1で辛勝した。W杯3大会連続出場に向け、日本は苦しみながらも初戦の壁を突破した。
 DF宮本恒靖主将(G大阪)ら国内クラブ所属の11人が先発した日本は開始早々にMF小笠原満男(鹿島)が直接FKを決めて先制したが、後半は北朝鮮の猛反撃を受けて失点、同点に持ち込まれた。その後は欧州から招集した高原直泰(ハンブルガーSV)中村俊輔(レッジーナ)と大黒を投入、大黒がゴール前の混戦からけり込み、勝ち越し点を挙げた。
 拉致問題や経済制裁発動をめぐって両国の緊張関係が続く中「不測の事態」を懸念する政府は警備の徹底を指示。同スタジアムは警察官2000人、民間警備員1400人が展開するものものしい雰囲気に包まれた。
 スタンドは、赤く染まった北朝鮮応援団の約5000席を除き、ほぼ日本サポーターの青一色。北朝鮮応援席の両側には、ファンの衝突を防ぐために空席の“緩衝地帯”が設けられた。


[共同通信社(2月9日)より引用]


「サッカー音痴@飲み屋」
大学職員 石井 涼子(25歳)
この日はお好み焼き屋で歓迎会。ラジオの中継を粛粛と聞き入るメンバー。結局、後半残り5分ロスタイム3分しっかり聞き入り淡々と解散。私だけでなく歓迎された人もきっとこんな日に歓迎会やるなーと思ったでしょうね。まあ一番騒いで応援したの私ですけど。

「大人なファン?」
大学院生 服部 圭介(27歳)
試合前に「日本のファンはスポーツに政治的な国民感情を持ち出さないんだぞ」という空気をマスコミなどで必死に広げようとしていたことが興味深かった。日本が大人なところを海外に見せたいけれど、自然にできなきゃ意味がないなと複雑な気持ちだった。

「仕事場で見れず。。」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(30歳)

劇的勝利。嬉しいけど…北朝鮮を謎集団として煽り、大黒を一斉に救世主として祭り上げたり…日本のマスコミの扇動的なノリにはいつも辟易。。翻って万が一「有事」の時とか、俺は絶対マスコミ報道は信用しない!と思うのは考えすぎですかね?w

「勝ったものの」

葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(33歳)

日本代表の経過から、高いレベルの国際経験が代表チームを強くすると思っています。国際経験のない北朝鮮が日本と変わらぬパフォーマンスを発揮したのはショックでした。独裁者の統率力が現在の日本の国際経験と変わらぬ価値を産み出すと思うと戦慄を覚えます。

 

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