| チェルノブイリ原発、赤字で売却へ |
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７日付のタス通信によると、史上最悪の事故を起こしたウクライナ・チェルノブイリ原発の施設の一部が、同原発の運営資金不足のため解体され売却される見通しとなった。スムイシリャエフ同原発所長は「放射能測定を受け、売却許可も得ている」としているが、安全性の面などから論議を呼びそうだ。
所長によると、国家予算からの資金が滞っていることなどから、同原発の赤字は６８０万ドル（約７億円）に達している。
このため、１９８６年に事故を起こした４号機以外の１号機、２号機の施設を手始めに解体し、部品や鉄くずとしてロシアなどに売却する準備を進めている。解体は３月に始まる予定。
[産経新聞（2月8日）より引用]
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| 「世界遺産へ」 |
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大学職員 石井 涼子（25歳） |
| 既に露紙面で物議を交わしてる。が、それでもなお汚物を引き取とろうとするのはプーチンのウクライナ引きとめ政策なのか。謎な両国の関係を紐解きたくてうずうずする。建物好きの私としては、広島ドーム同様世界遺産として残して欲しい。せめて4号機だけは。 |
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| 「誰がチェックを」 |
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大学院生 服部 圭介（27歳）
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| 汚染者負担の原則から言えば、事故当時に原発を保有していた旧ソ連（現ロシア）が資金を出して安全を確かめた後に売却すべきなのだが、今の保有国はウクライナ。このゴタゴタに乗じて汚染物質が横流れしなければいいが、誰がそれをチェックするのだろうか。
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| 「放射能十万年説はどこへ？」 |
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ポータルサイト勤務 高橋 明彦（30歳）
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| もう20年近く前ですか…原発事故。「鉄くずや部品として」売却。個人的には広島の原爆ドームと同様に、世界への「核警告」として残すべきだと思いつつ…でもベルリンの壁みたいに見世物的オークションで細切れに売られるよりはいいのかなぁ。 |
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| 「見通し」 |
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葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治（33歳）
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| 事故の際、施設が膨大な赤字を生むことや、鉄くずとなる見通しが立たなかったのだろうか。資金繰りが難しくなってから措置を取るのは、日本の公共施設でも同じですね。希望を持つことは大切ですが、取り返しの付かない事故だと思わなかったのでしょうか。
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