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2005年2月16日号(毎週水曜更新)

バレンタイン「友チョコ」増加

 バレンタインデーを14日に控え、女性同士で手作りの心を込めたチョコレートを互いに贈るといった「友(とも)チョコ」向けの商品の発売が相次いでいる。これまでの本命でも義理でもない第三の市場として成長中だ。
 昨年のバレンタインに友チョコを贈った人は女子中学生の79%、女子高校生の72%に達し、贈った相手の平均人数もそれぞれ13・9人、8・9人との調査結果もある。大手メーカーは「一点豪華主義の本命チョコより、確実に数量が売れる」とそろばんをはじく。
 明治製菓はチョコを手作りできるセットと、作り方のレシピを用意した。明治は「今年は11日から3連休のため、手作りが盛んになる」と期待する。


[共同通信(2月7日)より引用]


「性別の間を行く」
大学職員 石井 涼子(25歳)
友達が性同一性障害を告白した。で、初めて迎えたバレンタイン。こういう性別を色濃くだすイベントに彼女をどうしてあげたらいいか困った。が、彼女が日ごろの感謝にってチョコをくれた。あ、友チョコ…。友チョコってユニセックス時代の賜物だと感心した。

「弱くなる男」
大学院生 服部 圭介(27歳)
私が高校生の頃のVデーの昼休みの風景は、この友チョコで溢れていたような気がする。手作りのチョコを女の子が試食会のように食べあっていた。「あんたも食べていいよ」と言われおこぼれを頂いた覚えもある。Vデーは男性の地位低下につながる…と思う。

「チョコで景気回復」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(30歳)

そもそもバレンタインなんて菓子会社の戦略で…と使い古された批判を繰り返すよりも、最近はむしろ会社内や友人恋人間の円滑なコミュニケーションの一助だと見れば…まぁ悪い風習じゃないとも思えてきました。消費活動は景気も支えますし…必要悪w

「女同士」

葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(33歳)

高校生の頃同じクラスの女生徒達の付き合い方に接して、濃密に見えても男同士ほど無条件に絆や義理を重んじないその関係に不思議な感慨を覚えたことがあります。足りない密度をチョコの甘さが満たすのでしょう。絆の代わりにチョコが彼女達を繋ぐのでしょう。

 

ニュース関心度合計(/20)


石井
服部
高橋
浅羽




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