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2005年6月15日号(毎週水曜更新)

「20世紀の予言」7割的中

 「7日間で世界一周」は実現したけれど、「人と獣の会話」は、まだ−−。10日に閣議決定された2004年度版科学技術白書はコラムで、1901年の新聞に載った「予言」の的中を検証した。23項目のうち17項目が実現、または一部実現していた。
 「電話口には対話者の肖像現出するの装置」はテレビ電話のことで、携帯電話でも実現した。エアコンを思わせる「暑寒を調和するために適宜の空気を送り出す機械」は早くに生活に欠かせない家電になった。「写真電話により遠距離にある品物を鑑定し、売買の契約を整える」はインターネットショッピングのことか。
 一方で「暴風を防ぐ」「蚊およびノミの滅亡」は実現しておらず、自然の脅威は予想以上に手ごわいといえそうだ。
 

[共同通信(6月10日)より引用]


「進化の喜び」
葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(33歳)
科学技術が進めば時間は短縮され費用は縮小し、人々の生活が便利になる。それが人を怠惰にするという批判もあるが、百年の昔に思い描いたものが形になっているって素晴らしいと思う。科学技術に取り残されないように、人間も進化していきたいですね。

「21世紀は対自然技術が」

大学教員 服部 圭介(28歳)

20世紀に人類が学んだことの一つ、「自然をコントロールするのは、便利な商品を作るよりも相当難しい」。しかし難しいからこそ挑戦するのが科学者。21世紀には砂漠の緑化とか気候の調整とか、自然をコントロールする技術が発達するのではと予想します。

「必要は発明の母」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(30歳)

100年前の人の想像力は驚くほど豊かだったなぁって思います。逆に「不便」が今よりもっと明確だった時代とも言えるかも。今みたいな快適すぎる世界では昔みたいな大幅な改善と未来への進化への勢いというのはなくなるかも。すでに結構満足してるからね。

 

ニュース関心度合計(/20)


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服部
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