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2005年6月15日号(毎週水曜更新)

軍事費、冷戦後初の1兆ドル

 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は7日、2005年版の年鑑を発表、04年の世界の軍事費が推計で前年比実質5%増の1兆350億ドル(約110兆円)に達し、米国が全体の47%を占めたと指摘した。同研究所の推計で軍事費が1兆ドルを超えたのは冷戦終結後、初めて。
 同研究所は04年の軍事費について「冷戦期に最高だった軍事費を6%下回るにすぎない」と指摘し、米国の対テロ戦争やイラク、アフガニスタンでの軍事作戦の継続を増大の主要な理由に挙げた。
 世界の軍事費に占める各国の割合は、米国に続く英国、フランスがそれぞれ5%で、米国の突出ぶりが目立った。日本は4番目の4%で、中国までの上位5カ国で全体の64%を占めた。
 国際的な武器移転では2000―04年の5年間で、ロシアが米国を抑え最大の供給国となった。
 

[共同通信(6月8日)より引用]


「走り続ける巨人」
葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(33歳)
米は世界を停滞させる訳にはいかないのでしょう。常にかき回していないと、自国が経済的に倒れてしまう。米が倒れたら、世界も困る。平和を口にしながら戦争を仕掛けて走り続ける米が倒れないように、各国は巻き込まれながら見守るしかないのでしょう。

「不安定化する世界に日本は」

大学教員 服部 圭介(28歳)

軍縮は国際的な連携がなければ決して達成されないことは周知の事実。しかしブッシュアメリカは独自路線を突っ走り、ロシアは周辺に武器を売りまくり、アジアの一部はせっせと軍備増強を進めている。唯一の希望は戦争放棄の日本、やっぱりさすがに…え?4位?

「増やしすぎてどうする?」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(30歳)

国同士で戦うことを前提とした予算…軍事費。今更だけど…自国防衛の為ならそんなにいらないワケで。この金額がアメリカをはじめ、人間の醜悪さを示す証拠のような気がして悲しくなりますね。いつか「削減率のトップ」を競うような世界になるのでしょうか?

 

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