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2005年6月29日号(毎週水曜更新)

全国初の「マンガ学部」来春開設

 京都精華大(京都市)は来春、漫画を学問として研究する「マンガ学部」を全国で初めて開設する。7月末に文部科学省に申請する。定員約200人の予定。
 すでに芸術学部に漫画家やイラストレーターを養成する「マンガ学科」(定員60人)があり、新学部は原作者や編集者を育てる「マンガプロデュース学科」、アニメ制作などを学ぶ「アニメーション学科」を加え、3学科となる。
 

[読売新聞(6月23日)より引用]


そもそもツブシがきかない」
サッカー新聞勤務 斎藤 滋(27歳)
マンガを研究することに異論は無いですが、マンガを習う(教える)ことについては、疑問を感じます。論理的な裏づけ、方法論が決して不要だとは思っていませんが、教わって面白いものが出来るとも思えないし、なにより、まだ方法論が確立されていないのでは。

「学ぶことの限界」
葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(33歳)
志す人が増えるとそこに市場が生まれて養成講座が隆盛する。ただ芸術は技術を学んだだけでは足りず、技術を学ぶことで失うものもある。技術に恃まず大成もでき、人に魅力があることがまず重要です。市場が膨らむのは結構だが、「人」を輩出できるだろうか。

「大学はウケればよいの?」

大学教員 服部 圭介(28歳)

「マンガ学」という学問が認知されていない中での「マンガ学士」の資格に何の意味があるのでしょうか。「学問は実用的でないし意味がない」と思い込んでいる若者に対しては確かにウケはいいかもしれないが、ウケればそれでよいのかという疑問もある。

「社会学的漫画学部希望」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(30歳)

個人的には「漫画の論理とか書き方」じゃないなら学んでみたい。例えば…漫画の系譜研究(例:あだち充に見る野球マンガ考察)とか、漫画が社会に与えた影響(例:スラムダンクと部活動選択の因果関係)とかを研究するなら面白いかも…って俺だけ?(笑)

 

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