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2005年7月27日号(毎週水曜更新)

人民元:通貨バスケット制へ移行

 中国の中央銀行である中国人民銀行は21日、人民元の為替相場制度を通貨バスケット制に移行すると発表した。合理的な水準を試算すると、1ドル=8.11元となるとしている。実質2%の切り上げとなる。
 人民銀行の声明は、人民元の為替制度は今後、現在のような実質的にドルに固定した状態ではなくバスケット制に移行すると明言している。レートは、複数の通貨の為替相場を加重平均した水準に、人民元を連動させ、人民銀行が毎日発表する中心レートから一定の幅の中での変動を認めることになる。
 また人民銀行の声明は、今後の人民元レートの急激な変動の可能性については、中国経済にとってマイナスであるとして否定。人民銀行も、レートを合理的な水準で安定させるために努力するとしている。  
 

[中国情報局NEWS(7月21日)より引用]


「ますます中国がこっちに」
サッカー新聞社勤務 斎藤 滋(27歳)
中国がさらにこっち側にこようとしている。有望な成長市場?強力なライバル?でも、実際はどうなんでしょうね。先日の半日デモなどを見ていると、まだまだ国際社会の常識が通じない人々な気もしますし。まずは知的所有権についてしっかりしていただかないと。

「中国は大きい」
葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(33歳)
米は経済でもイラク攻撃と同じやり方なのですね。中国が気の毒にも思うけど、経済国として台頭するには通らなければならない道です。大きな国なので、改革による内部ダメージと、周辺の小国へのダメージを考慮して、少しずつ進んでいきましょう。

「わずかな進歩、今後は…」

大学教員 服部 圭介(28歳)

いつかはあるぞと言われた切り上げも、2%というわずかなもの。これではまだまだ人民銀行の為替介入は続くことでしょう。いつか来る変動相場制への移行の時まで、中国経済がこのまま磐石でいられるでしょうか。期待よりも不安が大きいのは私だけではないはずです。

「相互理解の重要性」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(31歳)

複雑な話ですが…元社会科教師として言える事は1つ。間違いなく中間テストに出ます!(笑)まぁ過去の通貨危機の事例を考えると自衛的にも妥当らしいですが…相互理解が足りないのを痛感します。隣の国なのに、ね。近くて遠いのを自覚してもっと近づかないとね。

 

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