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2005年8月24日号(毎週水曜更新)

高校野球、視聴率が復調

 高校野球ファンは帰ってくるか−。十九日、準決勝を迎えた第八十七回全国高校野球選手権大会。昨年、過去最低を記録したテレビ中継の視聴率が今年は持ち直しつつある。地元・大阪桐蔭が大阪勢としては十四年ぶりに準決勝に進出するなどの話題もあり、かつてファンだった三十、四十歳代の男性が再び熱中しているのが要因という。
 ビデオリサーチの調べによると、関西地区で全試合を中継している朝日放送の場合、十八日現在の平均視聴率は4・4%で、昨年比0・3ポイント増。これまでは年々下降しており、昨年は記録が残っている昭和六十三年以来、最低だった。
 今大会で最も高かったのは、大阪桐蔭−清峰(長崎)戦などが行われた十六日午後で、朝日放送が6・4%、関東地区のNHK(関西地区は公表せず)も8・9%を記録した。
 この人気を支えているのが、視聴率の区分上、「M2世代」と呼ばれる三十五−四十九歳の男性だ。この世代はKKコンビと呼ばれたPL学園の清原、桑田両選手(現・巨人)らが活躍し、高校野球ブームを体感している世代。今大会では、二人を彷彿(ほうふつ)させる大阪桐蔭のエース、辻内崇伸選手と準々決勝で三本塁打を放った四番、平田良介選手らスター選手の登場も一因ではないかという。
 観客動員数も復調しつつある。大阪桐蔭と京都外大西(京都)の地元関西勢の試合が続いた十三日は土曜日だったこともあり、入場者は八万人に。一日で八万人に到達したのは四年ぶりという。
 
 フリープロデューサーの木村政雄さんの話
 「プロ野球、とりわけ巨人戦が面白くないからでは。その点、今年の高校野球は役者がそろった。京都出身の僕としては京都外大西と大阪桐蔭の決勝戦を望んでいる」
 
 

[産経新聞(8月19日)より引用]


「トーナメントの効果」
フリー調査業(弁護士補助) 田中 教之(29歳)
今回は、逆転ゲームが多く、見ていて楽しめました。スター選手も出てきたし、ドラフトが楽しみですね。サッカーでもそうですが、リーグ戦よりも、トーナメント戦が絶対に面白いですよね。プロ野球も試合方法を見直したほうがいいと思います。ペナントが長すぎです。

「高校生の部活動」
葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(33歳)
高校野球人気にはスター選手の存在が不可欠で、今回は大阪桐蔭のふたりが大会を盛り上げました。マスコミが有力選手のリサーチをして派手に演出すれば、戦略的に人気は作れると思う。ただ、高校生の部活動にそこまでする意味があるのかという疑問もありますが。

「」

大学職員 石井 涼子(26歳)

ファン回帰の波に乗ってるわけじゃないんですが、ここ1年、私が働いている大学の付属高校が甲子園に出たり出る直前で敗れたりで、目が離せない。結果が仕事にも影響してくるし。リアルタイムでテレビは見れないけど、リアルタイムで速報掲示板を追ってます。

「巨人対優勝高校」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(31歳)

確かに僕も(虚弱な)巨人を見なくなり、最近とんと野球を見てなかった気がします。もちろん後が無い本気勝負+大阪桐蔭の投打の怪物+駒苫の連覇など、ネタの揃った相乗効果もあるかと。正直…大阪桐蔭に巨人負ける?と寒くなった悲しい巨人ファンはきっといると。。

 

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