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2005年10月19日号(毎週水曜更新)

国勢調査トラブル多発

 林省吾総務次官は13日の記者会見で、各地でトラブルが多発している国勢調査について、「社会経済情勢の変化や国民のプライバシー意識の高まりを踏まえて、どのような調査方法、内容がいいのか改善策を取りまとめる」と述べ、次回2010年調査に向けて制度を抜本的に見直す方針を明らかにした。
 国勢調査は1920年(大正9年)以来、5年ごとに行われている。国の委嘱を受けた国勢調査員が調査票を各世帯に配布し、回収する方式をとっている。ただ、最近は未回収率が95年で0・5%、00年で1・7%と増加傾向にある。さらに、現在実施中の調査では、調査員を偽って調査票をだまし取る事件が10日現在で90件を超えたほか、回収拒否などで調査が難航し、調査員が途中辞退するなどトラブルが相次いでいる。
 このため、総務省は、国勢調査員から体験談を寄せてもらい、有識者の意見も参考に改善策を作成する方針だ。具体的には、住居の畳数などを聞く調査項目の見直しや、情報管理の徹底化、インターネットによる回答の導入などが検討課題になりそうだ。
 

[読売新聞(10月13日)より引用]


「あれに650億は高い」
サッカー新聞社勤務 斎藤 滋(27歳)
1軒1軒訪問して歩くスタイルは、どうかと。出生、転入、結婚等の住民票に変更がある際に併せて収集するのはいかが?そうすれば市民のほうから来てくれるし、今回答えた内容を見るとそれで十分な程度でしたし。それとも、あの回収嘱託は何かの利権?

「結局、郵送しました。」
大学職員 石井 涼子(26歳)
国勢調査の報告書をみると、1県だけで5cm位の厚さ×複数冊あるのに、収集するデータはあんな紙切れ1枚だけ。とても意外な気がした。大学のとき国勢調査にかなりお世話になったのに、社会人になれば忙しさゆえに、回収員に3度も足を運んでもらう始末。

「国民が悪い」

フリー調査業(弁護士補助) 田中 教之(29歳)

個人情報に過敏になっているため、今までトラブルとは思えなかったことまでトラブルとして扱われているんでしょう。それよりも、調査に協力しない国民の姿勢を非難すべき。国益に関わる大切な調査の意義を、もっと国民自ら考え協力すべきです。

「最善のスマートな方法を」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(31歳)

5年に1回。ずいぶん昔なイメージです。5年一昔。選挙もそうだけど、もっと効率的・安全・確実に出来る方法がいろいろあると思う。「真の目的」は何か?その達成のためなら手段はこだわらなくてもいいと思うけどね。携帯とか街中に端末置くとか、いろいろあると思うけど。

 

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