競馬の第66回菊花賞(GI)は23日、京都市の京都競馬場であり、武豊騎手騎乗のディープインパクトが優勝し、さつき賞とダービーを合わせた3冠を達成した。3冠馬は94年のナリタブライアン以来史上6頭目。ディープインパクトはデビュー以来7戦7勝で、無敗での3冠達成は、84年のシンボリルドルフ以来21年ぶりの史上2頭目となった。
レースで、ディープインパクトは終始、馬群の中ほどの好位置をキープ。最終コーナーを回りゴールまで約400メートルの直線に入ったところでは7、8番手だったが、逃げ切りをはかったアドマイヤジャパンを残り約100メートルで捕らえ、2馬身の差をつけゴールし強さを見せつけた。
この日の入場者数は13万6701人で、菊花賞では過去最多だった96年の12万6112人を上回った。ディープインパクトの単勝支持率は79.03%、払い戻しは100円だった。
[朝日新聞(10月23日)より引用]
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