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2006年1月11日号(毎週水曜更新)

元日に届かない年賀状

 親しい友人や懐かしい恩師から届く年賀状は正月の楽しみの一つ。しかし、ここ数年は「元日に配達された年賀状がいつもより少なかった」「三が日を過ぎて届く方が多い」と、配達の遅れに不満を持っている人が増えているようだ。
 今年、全国で元旦に配達された年賀郵便物は20億5200万通で、昨年に比べ7.8%(1億7800万通)も減少した。電子メールの普及も一因だが、最大の理由は年賀状の「遅出し」傾向が強まっていることだ。
 日本郵政公社は12月15日から年賀状の受け付けを開始した。しかし、仕事納め翌日の29日から賀状作成に着手する人が多いためか、投函(とうかん)のピークは12月30日の2億5200万通。1月1日までの引き受け状況を見ると、12月30日からの3日間に26%が集中している。  
 

[時事通信(1月7日)より引用]


「まだやってますか?」
大学教員 服部 圭介(28歳)
きちんと期限に出そうと思ったら、ある種の妥協が必要なのかもしれません。1枚1枚に気合いを入れず、仕上げることを目的に…と。「今年こそ素敵なのを作るぞ」という気合いが結局、投函を遅くさせるんです…僕の場合。あぁ、もう今からじゃダメっすよね。

「年賀状を出そう」
葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(33歳)
メールは便利だけど、ある程度狭い人間関係に限られてしまう。僕には、もう5年以上も会っていないが、年賀状だけは交換しているという人が数人います。そういう関係は切ってしまっても構わないのでしょうが、繋げておこうとした時、年賀状って便利アイテムなんですよね。

「中途半端は嫌だもん」

派遣社員 前田 智美(25歳)

何かと忙しい年末に、マトモな年賀状を書く時間はない。全部印刷だけにしちゃえばいいけど、それじゃ味気ないから、結局出さないという結論に達した数年前の年末。出さないと決めたら楽になったけど、特に普段の交友関係に支障ないですよ。

「作り方の変化」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(31歳)

これって多分パソコンで「まとめて名前印刷」が出来るようになった影響もあるかと。昔の手作りやプリントゴッコでは名前は一気に摺れないので、ある程度余裕を持って作り、今だと一括で作れるので遅らせて30日に作る…と。今度もこの傾向は強まると思われますね。

 

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