親しい友人や懐かしい恩師から届く年賀状は正月の楽しみの一つ。しかし、ここ数年は「元日に配達された年賀状がいつもより少なかった」「三が日を過ぎて届く方が多い」と、配達の遅れに不満を持っている人が増えているようだ。
今年、全国で元旦に配達された年賀郵便物は20億5200万通で、昨年に比べ7.8%(1億7800万通)も減少した。電子メールの普及も一因だが、最大の理由は年賀状の「遅出し」傾向が強まっていることだ。
日本郵政公社は12月15日から年賀状の受け付けを開始した。しかし、仕事納め翌日の29日から賀状作成に着手する人が多いためか、投函(とうかん)のピークは12月30日の2億5200万通。1月1日までの引き受け状況を見ると、12月30日からの3日間に26%が集中している。
[時事通信(1月7日)より引用]
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