暖冬だったはずが一転、記録的な大雪に。政府、与党が28日、寒波・雪害対策の合同会議で自治体への財政支援策などをまとめた背景には、気象庁も予想できなかった寒波の襲来があった。
気象庁は11月に今冬(12−2月)を暖冬とする長期予報を出したが、12月に入って日本列島は真冬並みの寒気に包まれ、22日、一転して「20年ぶりの寒い冬になる」と修正。理由を「寒気の南下が予想以上に長期化し、強烈だったため」とした。
同庁によると、12月1日−26日の平均気温は平年よりも、北日本で1・7度、東日本で2・7度、西日本で3・0度低く、1946年以降、東日本と西日本は最低となった。
[共同通信(12月28日)より引用]
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