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2006年2月1日号(毎週水曜更新)

「台湾独立」不表示

 インターネット検索最大手のグーグル(本社・米カリフォルニア州)は24日、中国の国内に拠点を置く中国語の検索サービスを始めるため、当局の検閲に協力することを明らかにした。
 グーグルは当初、検閲への加担をためらっていたが、ネット人口が1億人を超える大市場の魅力には抗しきれなかった。
 新サイトでは「台湾独立」「天安門事件」などの言葉は検索しても結果が示されないようにする。
 グーグルはこうした自主検閲について「検索結果の削除は我々の使命に反するが、何の情報も提供しない方がもっと使命に反する」とする声明を発表した。
 ただ、ヤフーなどが提供しているメールやブログのサービスは当局の情報収集に使われる恐れがあるため、中国では当面行わない。また、サイト上では検閲が行われていることを明記するという。
 グーグルはこれまでも中国語の検索サービスを提供してきたが、米国内のサーバーを使っているため、検索に時間がかかるなどの問題が生じていた。
 

[読売新聞(1月25日)より引用]


「googleはそういうトコ」
サッカー新聞社勤務 斎藤 滋(27歳)
一企業にすぎないわけで、ここまで浸透してしまえば、体制に寄り添った判断をしたところで、我々は使わざるを得ない。もう、よっぽどのことがなければどうにもならない存在になってしまっている。よく考えると、実は怖いのは中国政府よりもgoogleでは。

「企業のプライドって・・・」
派遣社員 前田 智美(25歳)
政治的語句の検索制限って、ますます思想の偏りに拍車をかけるだけ。検索サイトの大手がそんな怖いことをしてもいいのでしょうか?確かに中国は格好の有望市場ではあるけれど、だからといってGoogle社のこの及び腰っぷりは悲しいものがある。

「日本も規制を」

フリー調査業(弁護士補助) 田中 教之(29歳)

政治的規制は、日本では難しいでしょうが、幼児ポルノや犯罪を連想されるものは、ある程度規制するのが必要だと思います。いろいろ議論が紛糾しそうですが。グーグルの自主規制が良い形で、日本にWEB業界に反映できるようになればいいと思います。

「これは鎖国でしょ」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(31歳)

しかし…本当に前時代的で呆れてしまいます。「けんえつ」って…国に都合の悪い事実や報道は全て隠すという話ですよ?かの国の知識人たちが、どうして黙ってるのか。引いては国家・国民としての「発言」の信憑性まで疑われると思うのですが。。

 

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