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2006年2月8日号(毎週水曜更新)

対日経済制裁の検討示唆

 米下院農業委員会のグッドラッテ委員長(共和党)は31日、特定危険部位の混入判明で日本が米国産牛肉の輸入を再停止した問題で、貿易が早期に再開されなければ「(日本は)米議会の極めて劇的な反応に直面するだろう」と述べ、経済制裁措置の発動を検討する可能性を示唆した。
 牛海綿状脳症(BSE)問題で訪米している日本の民主党議員団と会談後、記者団に語った。
 同委員長は「ブレーキ故障がいくつか見つかったからと日本車の輸入を全面禁止するようなものだ」と日本政府の決定を厳しく非難。有権者や議会は「忍耐を失いつつある」として日本に迅速な対応を迫った。
 日本が1月20日に再停止して以降、米議会の不満が表面化するのは初めて。貿易再開前の昨年10月には制裁法案が米上院に提出されている。  
 

[共同通信(2月1日)より引用]


「逆切れはヤメて下さい」
大学教員 服部 圭介(28歳)
決まりを破っておいて経済制裁とはふざけたことを言うもんだ。安全や健康に対する基準は国それぞれ。日本の規制が厳しいなら、それを守るのは当然だ。昔アメリカで排ガス規制(マスキー法)が提案されたときも日本はその基準を技術でクリアしたのだから。

「相変わらずな国」
葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(33歳)
自動車のブレーキの例えは言いえて妙に見えるが、要するにその国の基準を満たしているかどうかって話。法外な譲歩をした基準さえ満たせない米の安全管理が問題なのですよ。違反して逆ギレ、経済制裁という威嚇、まさしくヤンキーそのものです。

「傲慢な体制」

大学職員 石井 涼子(26歳)

約束した条件を破ったのだから、やはり今回はアメリカに責任があると思う。米下院農業委員会委員長の傲慢な発言には耳を疑った。日本の消費者心理を逆なでしてしまうよ。ミスを繰り返さないための納得できる取り組みを見せてもらわないと信用は回復しない。

「外国人に思いは馳せない」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(31歳)

やっぱり…って感じであまり驚かなかったですよね、危険部位混入。でも…さすがに早すぎだろっ!w。中国の養殖や食材もそうだけど…現地の人が「食べる外国の人」の健康なんか考えないと思ったほうがいいね。もう悪かろう…で割り切るか、安全に金を払うかしかないのかな。

 

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