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2006年2月15日号(毎週水曜更新)

ムハンマド風刺漫画問題

 イスラム教の預言者ムハンマドの風刺漫画問題で、騒ぎの発端になった絵をデンマーク紙に提供した漫画家がドイツ紙と会見し、「浅はかだった」と反省の弁を述べた。また今回、風刺漫画を載せた新聞が3年前、キリストを風刺する漫画の掲載を拒否したことを別の漫画家が暴露し、同紙の「二重基準」への批判が高まっている。
 問題の漫画をデンマーク紙ユランズ・ポステンに提供した12人のうち1人が、独紙フランクフルター・アルゲマイネと会見。内容が9日付の同紙文化欄に掲載された。
 漫画家は2人1組で仕事をしてきた。現在は自宅に1日2回、警察が訪れて警備しており、漫画について言及しないよう助言を受けている。
 漫画家は「だれも傷つける意図はなかった」と強調。「小さな絵から異常な状況に発展した。すべてが脱線し、ばかげた状況になった。宗教でなく政治が問題になり始めた」などと語った。暴動を引き起こすとは「全く予想していなかった」といい、「私たちデンマーク人は広い世界のことやイスラム教のことを少ししか知らず浅はかだ」と反省の弁を述べた。
 一方、風刺漫画を書いた12人とは別の漫画家がドイツ紙などに対し、03年4月にキリストを風刺する漫画を「ユランズ・ポステン」紙に提供しようとしたところ「望ましくない」と掲載を拒否されたことを暴露した。
 絵はキリストが復活する際、床や壁の穴から飛び出すものなど数点。漫画家は同紙が「(教会など社会の)指導者層を攻撃することになる」ため掲載を拒否したと主張し「イスラム教徒よりキリスト教徒の読者に高い価値を置いている」と同紙の二枚舌ぶりを批判している。これに対し同紙は「絵の質が良くなかったから」と弁解している。
 

[毎日新聞(2月10日)より引用]


「覚悟なき挑発には制裁を」
サッカー新聞社勤務 斎藤 滋(27歳)
表現の自由のために自分の命を捨てられる人はいる。宗教的報復のためには他人の命を奪える人がいる。命のかけ方が違う。異文化に対して敬意を欠いた愚かさと、無知が招く恐ろしさ。そして、無覚悟ゆえの混乱と動揺。二重基準問題などに矮小化してはならない。

「人のふり見て」

フリー調査業(弁護士補助) 田中 教之(29歳)

メディアというのは、本当に人間の感情を刺激するものです。今回のケースは、異文化に対する認識不足という言い訳は通じないでしょう。私たちも、知らず知らずに外国人を傷つけているのかもしれません。その逆も考えられます。自分自身のこととして考えたいですね。

「表現の自由?」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(31歳)

圧倒的「武力」で全ての表現の自由を封殺する…是非はあるけども、今回は低い意識で風刺画を書いた彼らに非がある感じです。ただ・・・個人的には「宗教」に関連した暴力は認めたく無いです。多くの人を許し、救いを与える純粋なモノであって欲しい。そう思うんです。

 

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