「ORICON STYLE」では、『ハリウッド映画化して欲しいマンガ作品』の「総合編」、「男性編」、「女性編」の各ランキングTOP20を発表した。
「男性編」のNo.1を飾ったのは、限りなく不老不死に近い体を持つ吸血鬼と、そのモンスターを倒さんとする正義心を持った超能力を持つ青年との戦いを描く、ストレンジ・アクション作品の荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』。
「スタンド(幽波紋=超能力を具現化した幽体)をCGで再現できたら、ものすごくカッコいいと思います」(神奈川県/20代社会人)、「ハリウッドということであれば、壮大なストーリーのものほど似つかわしいと思うから」(愛媛県/30代)など、SF的な側面と作品のスケール感は、ハリウッドの技術で再現された実写で観てみたい。
2位は、説明不要、鳥山明の名作『ドラゴンボール』。この作品は「女性編」でも2位を飾り、「総合編」では、堂々の1位を飾った。
「ハリウッド特有のCGで悟空とかに空を飛んでもらいたい」(東京都/中高生男性)、「ハリウッドならカメハメ波(両掌から気を放出する大技)が出てる映像も再現できそうだから」(大阪府/20代社会人女性)、「やはりあの派手なバトルシーンがどうアクションされるのか見てみたい」(愛知県/20代社会人女性)など、ハリウッドの技術とあのアクションシーンの融合は、想像しただけでもワクワクするようだ。
「男性編」は、以下、『ゴルゴ13』、『DEATH NOTE』、『宇宙戦艦ヤマト』と続き、上位にランクインしたのは、全体的に冒険ロマン的な作品が多いようだ。
「女性編」で1位を飾ったのは、スリリングなサスペンスマンガ『DEATH NOTE』。死神・リュークが落としたノート、それは名前を書かれた人は死ぬという"デスノート"。偶然そのノートを手に入れた高校生・夜神
月(やがみ ライト)と全世界の警察を掌握する"L"との戦い=知能戦を描く。
「内容が壮大で難しいけど、ハリウッドならあの独特な世界観を描けると思うし、何より話題性バツグンだと思う!」(千葉県/中高生)、「ミステリアスさが強調できると思う」(岐阜県/中高生)など、やはりあの『DEATH
NOTE』の世界は、ハリウッドでも観てみたい。
「内容が内容なだけに、国内だけじゃなく世界に知れ渡って欲しいので」(埼玉県/40代)という、大きな期待の声も。
その他、3位以下は、『NANA―ナナ―』、『キューティーハニー』、『銀河鉄道999』と女性(女のコ)がメインの作品がズラリと並んだ。
(2月3日〜2月6日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の中高校生、専・大学生、20代社会人、30代、40代の男女各100人、計1,000人にインターネット調査したもの)
[オリコン(2月17日)より引用]
|