歌手の木村カエラ(21)が、放送15周年を記念して初めて実写化される4月18日放送のフジテレビ系スペシャルドラマ「ちびまる子ちゃん」(後7・0)に“大人になったまる子ちゃん”役で出演することが1日、分かった。子供のまる子役の森迫永依=もりさこ・えい=(8つ)をはじめ、アニメキャラクターに似た出演者が勢ぞろいするだけに、“大人まる子”のそっくり度に注目が集まりそうだ。
これがドラマデビューとなるカエラは、まる子が親友のたまちゃん(美山加恋)と「いつまでも親友でいよう」と約束した後、未来の自分たちを想像するシーンに登場する。
カエラは以前おかっぱ姿で歌手活動を展開。それに注目していた制作サイドが「まる子が大人になったらあんなイメージだろうな。でも歌手だし出演してくれるかなぁ」とダメ元で交渉したところ、カエラが実は「マニアというところまで入りこんでいます」というほどのまる子ファンで、出演を快諾した。
カエラは現在、パーマヘアのためカツラをかぶって撮影スタジオ入りしたが、原作に登場する大人まる子にも森迫にもそっくりで、スタッフから「似てる〜!」と声が飛んだ。
セカンドアルバム「Circle」の発売を8日に控え歌最優先で活動中だが、演技も堂々たるもの。大人まる子は、友だちのはまじとなぜか夫婦漫才を組んでいるという設定で、同役のお笑いコンビ、レギュラーの松本康太(26)と漫才のシーンまで演じ、「まさかお笑いをやるとは思ってなかったんですけど(笑)。まるちゃんになれるなんてめったにないチャンスだからうれしい」と喜んでいた。
なお、“大人たまちゃん”は同局系「めざましテレビ」(月−金曜前5・25)のお天気キャスター、皆藤愛子(22)が演じこちらもそっくりだ。
[サンケイスポーツ(3月2日)より引用]
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