野球の国際大会、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は20日、当地のペトコ・パークで決勝を行い、日本がキューバを10―6で下し優勝。世界の頂点に立った。
王貞治監督率いる日本は1回、四死球や今江(ロッテ)の適時安打などで4点を先制。8回にキューバの猛攻に遭い1点差まで追いつかれたが、9回に再び打線が爆発。イチロー(マリナーズ)や福留(中日)の適時安打で4点を追加し、劇的な勝利を飾った。
日本チームの精神的支柱となっていたイチローは試合後、「最高です。信じられない。ありがとうございます。本当に良いチームです。沢山の人に野球のすばらしさを見てもらえたら嬉しいです」と喜びを隠し切れない様子だった。
[ロイター(3月21日)より引用]
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