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2006年3月29日号(毎週水曜更新)

裁判員制度の映画完成

 国民が刑事裁判に参加する裁判員制度(09年春までに導入)への理解を深めるために最高裁が製作した映画「評議」の試写会が23日、最高裁で開かれた。定員400人に対し1884人が応募する人気ぶり。5倍近い倍率の抽選で選ばれた市民を前に、町田顕(あきら)長官は「裁判員も国民の中からくじで選ばれます」と制度の仕組みを説明。「皆さん方はくじ運が強いので、将来は裁判員に選ばれると思って映画を見て下さい」とあいさつし笑いを誘った。
 映画は、殺人未遂事件の裁判に参加した裁判員の心の動きを62分間で描いた。約7000万円の費用をかけ、上映用の35ミリフィルムやDVD、ビデオを製作した。4月以降は全国の主要な図書館や地方裁判所で、上映や貸し出しが行われる。
 試写会には出演した俳優の中村俊介さんや榎木孝明さん、藤田弓子さんらも参加。「裁判員制度をテレビの中の出来事ではなく自分の問題として考えてほしい」などと呼びかけた。
 

[毎日新聞(3月24日)より引用]


「人事でない」
派遣社員 前田 智美(26歳)
これは是非見たい。波紋を呼ぶ裁判員制度、色々知っておかないと大変なことになりそうだし。この制度のトータル的な是非は別として、国民一人一人が様々な法的な事柄に関して「当事者意識」を持つきっかけとして大きな意味があると思う。

「裁判所に足を運ぼう」

フリー調査業(弁護士補助) 田中 教之(29歳)

各地で裁判員制度のPRをやってると思うんですが、いまひとつ感がありますよね。個人的には裁判員制度は肯定的なので、なんら不安はないのですが、そうでもないひとが多いのは事実。そんな方には裁判所にいって、法廷を傍聴することをオススメします。

「参加希望です。」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(31歳)

なんかアナログ放送廃止、PSEマーク、裁判員…と結構デカイ案件が知らずに通ってたりしてますね。無関心も罪ですが、政府の「告知下手(わざとかもだけど)」も反省が必要かと。個人的には裁判より「政治」にもっと意見を反映すべき…かなぁ。難しいけどね。

 

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