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2006年7月26日号(毎週水曜更新)

パロマ事故、早い段階で認知か

 パロマ(名古屋市)が販売した湯沸かし器による一酸化炭素中毒事故で、同社が不正改造を最初に知ったとしている1985年の事故以前に、同社社員が不正改造を把握していたことが26日、分かった。92年に札幌市で2人が死亡した事故の民事訴訟で、パロマの元苫小牧出張所長が証言していた。
 元所長は改造について社内連絡していなかったが、「(パロマも)分かっていたと思う」と話している。改造を知りながら、十分な対策を講じなかった同社の体質が浮き彫りになった。


[時事通信(7月26日)より引用]


「同族経営の落とし穴」
派遣社員 前田 智美(26歳)
同族経営の閉鎖的な会社に「良心」を求める方が間違っているのかしら?と悲しい気持ちになる事件です。金儲けと利己心だけで突っ走ると必ず自らの身を滅ぼすという前例がたくさんあるにも関わらず、いつまでも同類の事件がなくならないのが情けない。

「シンドラー二の舞」

大学職員 石井 涼子(27歳)

パロマと同じように製品販売がグローバル化しているシンドラー社の不祥事対応は、パロマにとって何の教訓にもならなかったようだ。息子を擁護する会長、強気な発言の若社長。一族で築いてきたパロマを守ろうとするその態度は、とてもずる賢く見えました。

「法規制すべき」

葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(35歳)

事故を放置する体制を取っていた会社と、そんな会社を放置していた国に責任があると思う。規制緩和の時代ですが、きちんとした規制を設けるべき。厳しい規制のある自動車産業ですら、リコール隠しは絶えないのですから。失われた多くの命に報いてほしい。

「企業って・・・」
派遣社員 山本 貴子(31歳)
上層部が知らぬ存ぜぬを決め込むのは、不祥事を起こした企業の常なのでしょうか・・・人の命よりも、企業利益を優先させるなんて、言語道断!これ以上被害拡大にならないよう、早急な対応を!そして、お亡くなりになった方のご冥福をお祈り致します。

 

ニュース関心度合計(/20)


前田
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石井
★★
浅羽
★★★
山本




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