紀子さま男子ご出産 |
秋篠宮妃紀子さま(39)は6日午前8時27分、入院先の東京・南麻布の総合母子保健センター「愛育病院」(中林正雄院長)で帝王切開手術を受け、男のお子さまを出産された。お子さまは体重2558グラム、身長48・8センチで、母子ともに非常にお健やかという。
皇室に男子が誕生したのは父親の秋篠宮さま(40)以来41年ぶりで、皇位継承順位は皇太子さま(46)、秋篠宮さまに次いで第3位となる。皇太子さまや秋篠宮さまの次世代の継承者を得て、皇室は喜びに包まれている。
午前10時半から記者会見した宮内庁の金沢一郎・皇室医務主管と主治医の中林正雄・愛育病院院長によると、「部分前置胎盤」による帝王切開手術は予想外の大量出血もなく、術後の経過も順調だった。
お子さまは元気で、2、3時間の酸素投与を受けたあと、通常のベッドに移され、7日からは母子同室となるという。新宮さまの性別は医師も知らず、ご夫妻もご存じなかった。
紀子さまは中林院長から手術終了を告げられ、「大変ありがとうございました」、秋篠宮さまは男子の知らせに「ありがとう」と淡々と述べられたという。
紀子さまの手術は、この日午前8時23分から主治医の中林院長らの執刀で始まり、9時7分に終了した。1週間後には抜糸、10日ぐらいで退院となるという。
秋篠宮さまはこの日、午前7時10分には病院入りし、紀子さまと水入らずで話をした後、手術室近くの部屋で待機された。男子誕生の報告を受け、秋篠宮さまは「国際顕微鏡学会議」出席のため北海道入りされている天皇、皇后両陛下に電話で直接、報告された。
眞子さま(14)(学習院女子中等科3年)と佳子さま(11)(学習院初等科6年)はこの日が始業式で、秋篠宮さまが電話で連絡をとられたという。
午後にはご誕生後初の儀式として、天皇陛下が新宮さまに守り刀を贈られる「賜剣(しけん)」が宮邸で行われる。
お名前は一般のお七夜に当たる12日の「命名の儀」で、身の回りの品につける「お印(しるし)」とともに決まる。
これで皇室の方々は23人(男子8人、女子15人)になった。両陛下には、眞子さま、佳子さま、敬宮(としのみや)愛子さまに次ぐ、初めての男子の孫となる。
[読売新聞(9月6日)より引用]
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「伝統を喜ぶこと」 |
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大学教員 服部 圭介(29歳)
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様々なものから「日本の伝統の美しさ」を感じることができるが、「皇室」はそれを最も的確に表現しているものであるように思う。また一つの伝統がこの日に生まれた。これを喜ばしく思えるのは我々が日本の伝統を、そして日本を誇りに思っている証拠なのだろう。
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「ふたつの流れ」 |
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葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(35歳)
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子供の誕生でも莫大な経済効果を及ぼす天皇家に、象徴としての意義を思い知らされる。女性天皇誕生の流れの中、分家筋から一発逆転の皇子誕生。ふたつの流れの中で人々が表す苦悩と人間性。紫式部や三島が生きていたら、きっと小説にしたことでしょう。
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「嬉しい反面、不安も」 |
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大学職員 石井 涼子(27歳)
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宝くじが当たったみたい。長年日本が抱えていた不安感をある程度払拭し、喜ばしいことなんだが、本当にこれでよかったのかとも思う。"男子優先"の思想は、長年女性を苦しませてきたのに、発想の転換をするいいチャンスを逃してしまったように思える。
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「社会への好影響」 |
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IT系 平田 万貴(29歳)
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海外でも話題になっていた今回の紀子様のご出産。私としては男の子であるか女の子であるかよりも、紀子様が39歳という年齢でご出産されたことにより世の中の女性も勇気付けられたのではと思いました。改めてご出産おめでとうございます。
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