奈良市職員、給与満額支払いの不正休暇 |
藤原昭奈良市長は23日、緊急記者会見し、市職員が病気休暇を繰り返し5年間でわずか8日しか勤務していなかったことを明らかにした上で、「市民に心からおわび申し上げます」と謝罪した。
この職員は2001〜05年度、異なる病名で病気休暇を繰り返し取り、出勤は5年間で8日だけ。今年度に入ってからは1日も出勤していないが、この間の給料は全額(約2700万円)支払われていたという。
また病気休暇中、建設業に絡む営利活動などで市役所内に出入り。2005年度1年間で36件、総額約5000万円の受注に関与していた。
[時事通信(10月23日)より引用]
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「ずるがしこい人!」 |
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大学職員 石井 涼子(27歳)
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問題になるまで放置していた管理職の怠慢さを問いただしたい。が、同じサラリーマンとして、人事制度の穴を巧みに利用したこの職員さんを「よくやった!」とも思います。私も職場の人事規定集を掘り出して穴探しをしようかしら。撮り損ねてる休暇があるかも。
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「自らの手で信頼回復を」 |
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医療関係 久田 優美子(27歳)
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この問題の根底には差別をされている側の行き過ぎた特別意識が働いていると思います。ある特定団体が特別な恩恵を授かれば、差別を助長するというのが社会の構図なのではないでしょうか。本当に差別をされている方達への偏見の目が厳しくならないよう願います。
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「これが現実」 |
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派遣社員 前田 智美(26歳)
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今年は過去の悪事が露見するニュースが多いですが、その中でもかなり強烈。今まで通り、形だけの謝罪や捜査で終わらせて済ませるには酷すぎる。事件背景にも色々あるようだけど、長年の膿をここで一掃しなければ二度と信頼は取り戻せないでしょう。
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「情報公開が肝心」 |
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大学教員 服部 圭介(29歳)
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この件の背後にある特殊な事情により、批判を受ける奈良市側も事実が公になったことは、問題解決の国民的支持を得たということで(責任者以外)実はホッとしているかもしれない。情報公開こそが、この種の不正を排除し、役所側も市民側も利益になることを知るべきだ。
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ニュース関心度合計(/20) |
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石井★★★★★
久田★★★★★
前田★★★★★
服部★★★★★
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つまり二度、3点などをつけてはいけない。
<例>
項目 |
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news3 |
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news5 |
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