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2006年11月1日号(毎週水曜更新)
 

スターバックス値上げへ

 コーヒーチェーンのスターバックスコーヒージャパンは24日、主力商品の大半を20〜40円値上げすると発表した。アルバイトなどの人件費や原材料高騰による影響で、96年に1号店を銀座に出店して以来、初めての値上げになる。
 値上げは11月8日からで、売上高の7〜8割を占める主力商品が対象。日替わりの「本日のコーヒー」(ショートサイズ)が260円から280円、「スターバックスラテ」(同)が290円から310円、「コーヒーフラペチーノ」(トールサイズ)が350円から390円に上がる。フード類やコーヒー豆などは据え置く。
 スターバックスは現在、全国41都道府県に649店を展開中。07年3月期は75店を新規出店する計画で、今回の値上げは収益力を高めて投資に振り向ける狙いもある。

[毎日新聞(10月25日)より引用]


「優越感をもう一度」

大学職員 石井 涼子(27歳)

いまや大型チェーン店にも進出し、"シアトルのビジネスカフェ"というよりは"スーパーの休憩所"というイメージが強くなってしまいました。私としては値段を2倍にして、スタバでちょっとリッチにコーヒーを飲む優越感というのをもう一度味わいたいのだが。

「たかが20円、されど20円」

医療関係 久田 優美子(27歳)

そんなーーー!!帰りにふらっと寄れるコーヒー屋さん、家の周りにはスタバしかないのに。別にもう店舗数、増やさなくていいじゃないかーーー。っと勝手な意見ですけど。ああ、失くしたタンブラー、また買わないと・・・ってさらに余計な出費ですね。

「なぜ強気なの?」

派遣社員 前田 智美(26歳)

正直スタバは飽きたという人が多数であろうこの時期の値上げはいかがなものか。逆に値下げをして離れかけた顧客を呼び戻すタイミングのような。全面禁煙という点が好きだったけど、今は禁煙の店も増えたし、だんだんスタバのメリットがなくなってきた。

「値上げのうしろに」

大学教員 服部 圭介(29歳)

収益を高めるためには「値下げ」という方法もある。値上げによって収益が上がると考えるスタバの戦略の裏には、競合他社との差別化によるブランド力があるとの見込みがある。正解。少なくとも煙草の煙に弱い私にとっては、スタバ以外の選択肢は街にはないですもん。

 

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前田
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服部
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