点数化ニュースサイト
2006年11月1日号(毎週水曜更新)
 

新庄、引退会見

 最後まで見る人を驚かせる新庄サプライズを貫いた。プロ野球パ・リーグ、北海道日本ハムファイターズの新庄剛志選手(34)は日本一から一夜明けた27日、札幌ドームで引退会見に臨んだ。新庄選手は球団が用意した会見場の使用を拒否し、マウンドで報道陣の質問を受けた。プロアマを問わず、野球を続けることについて「考えていないが、今のところないかなあ」と否定。「今後もみんなをあっと驚かせることを続けていきたい」と宣言した。
 首にスカーフを巻き、茶色のジャケットと白いシャツとズボン姿で登場した新庄選手。阪神入団時の背番号「63」を刻印したグラブを用意したテーブルに置き、「初めての給料から、7500円で買った。こいつがもうプレーできないと言っていました」。これまで4回修理したといい、「昨夜、(もし)ウッズのライナーを受けていたら破れていたでしょう」。日米通算17年間のプレーで満身創痍(まんしんそうい)となった自身の姿と重ねた。
 新庄選手はチームが進出を決めたアジアシリーズ(11月9日開幕、東京ドーム)出場について、「日本シリーズで力を使い果たした。若い選手が戦って、再び頂点を目指してほしい」と話した。
 質問は、今後の進路に集中したが、「自分にも分からない」とはぐらかした。転身がうわさされた映画俳優は「冗談で言ったのに、(話が)大きくなっちゃった」、参院選出馬は「今のところは無理でしょう」と否定。「自分に何ができるかを探すのが楽しみ。夢を探しに行きます」と目を輝かせた。

[毎日新聞(10月25日)より引用]


「快調なヒーロー」

大学職員 石井 涼子(27歳)

正直、新庄がどうした、新庄が何なんだ!と新庄ブームに半信半疑でしたが、最近のテレビの特集を見ていると彼の人気に納得。「札幌ドームを満員にしたい」というストレートな目標を有言実行してしまう行動力。そして優勝。本当にヒーローらしい好運ぶりだ。

「行ってらっしゃいませ」

医療関係 久田 優美子(27歳)

グラブ、そんなに使い込んでたなんて。表の顔からは意外ともとれる、道具への思い入れの深さに驚きました。野球が好きだったんだな、と思う反面、次に選ぶ道にそれだけの情熱を注げるかは彼自身、不安なのかもしれませんよね。でも彼ならきっと!私も楽しみです。

「見てるだけで元気になる」

派遣社員 前田 智美(26歳)

最後の最後まで新庄ワールドを魅せてくれてありがとう。お疲れ様でした。彼を見ていると、「明るく楽しく、そして周りの人たちを大切にすること」が、人生においてどれだけ素敵なことなのかと強く感じます。これからもたくさんの幸せを振りまいてほしいです。

「厳しい挑戦」

大学教員 服部 圭介(29歳)

彼の一挙手一投足に皆が驚かされたのは「野球選手なのに」という前提があったからで、今後フリーとなる彼が私たちを驚かせるのは今までより難しくなるでしょう。そこに挑戦しようって言うんだから、そのチャレンジ精神には脱帽。これからもシンジョイしてください。

 

ニュース関心度合計(/20)


石井
★★★★★
久田
★★★★★
前田
★★★★★
服部
★★★★




  週レビのルール

●週刊レビューはニュースを点数化するサイトです。一週間に起こったニュースから、考えてみたいニュースを週レビ編集長が5つピックアップし、レビュアーがそれに対して、関心が高いニュース順に5点から1点までで、採点していきます。つまり総合点が一番高いニュースは、その週、一番考えてみたいニュースということになります。


★★★★★
★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★

関心高い



関心低い

※点数は持分制。
つまり二度、3点などをつけてはいけない。

<例>

項目
news1 5点 4点 9点
news2 3点 5点 8点
news3 1点 1点 2点
news4 2点 3点 5点
news5 4点 2点 6点


その他のニュース

奈良市職員、給与満額支払いの不正休暇
死刑、確定から執行まで平均7年5ヶ月
大学工学部志望者、10年で半減
スターバックス値上げへ
新庄、引退会見

コンテンツ
ひとこま画像
音楽レビュー
映画レビュー
ブックレビュー