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2006年11月15日号(毎週水曜更新)
 

文部科学省に匿名の自殺予告相次ぐ

 いじめ自殺を予告する手紙が文部科学省に相次いで届いた問題で、同省は10日、触発されたとみられる手紙がさらに5通届いたと発表した。うち1通は、いじめが原因とは考えにくい悩みを打ち明ける手紙だったという。
 これに関連し、伊吹文明文部科学相は同日の衆院教育基本法特別委員会で「本当に困っている人は相談してほしいが、混乱させるような手紙は慎んでほしい」と述べた。

[時事通信(11月10日)より引用]


「もっと会話が必要」

IT系 平田 万貴(30歳)

自殺予告をしてくる人間の心理はやはり「死にたくない、誰かに話しを聴いて欲しい」だと思う。会話の不足している家庭、子供の変化に気がつかない両親。これが日本の現実なら文部省は対応できる窓口や、家族のあり方を指導する必要があるのではないでしょうか。

「連鎖」

葬儀関連派遣社員 浅羽 祐治(35歳)

いじめ問題を放置してきた社会に対する、陰湿な「いじめ行為」のように感じる。見せしめの手紙を送りつけ、それで面白がっても、本当に自殺しても、結局は自分を傷つける行為を連鎖させているに過ぎない。その狭い螺旋から離れて、違う扉を開けてほしい。

「報道の自粛を」

大学職員 石井 涼子(27歳)

連日続く自殺の報道にマスメディアの嫌な側面を感じています。自殺の報道はもうやめたほうが良いのでは。報道されればされるほど、ウェルテル効果で自殺者が増えるだけと思います。明日もがんばろう!と思えるハッピーなニュースをあえて流して欲しい。

「生きるという選択も」

大学院生 田中 教之(30歳)

自殺を「権利」とみると、それもありかなと思います。しかし、でも単純に惜しいとおもうんです。生きていれば、楽しいこともあったのかも知れないし。なんとか生き抜いて欲しい。自殺をトレンド化しないためにも、私たち大人の取り組みが問われいるんだと思います

 

ニュース関心度合計(/20)


平田
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浅羽
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石井
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田中
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