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2006年12月6日号(毎週水曜更新)
 

自民党造反組、11人復党の方向へ

 郵政民営化法案に反対し自民党を離党した平沼赳夫元経済産業相ら無所属衆院議員12人の復党問題で、安倍晋三首相は27日の党役員会で、平沼氏を除く11人の復党を了承した。12人は同日復党願を党に提出したが、平沼氏は条件とされた郵政民営化に賛成する誓約書の提出を拒んだため、復党は見送られた。11人の復党は、来月4日にも開かれる党紀委員会で正式に了承される見通し。
 安倍首相は役員会で、復党願とともに郵政民営化賛成などを確約した誓約書を提出した野田聖子元郵政相ら11人について「復党の条件を満たしており審査の手続きに入ってほしい」と指示した。誓約書には「郵政民営化を含む政権公約の実現にまい進する」「誓約に違反した場合は議員を辞職する」などの文言が盛りこまれているが、一部議員は「議員を辞職する」との表現を「自ら身を処す」と修正した。首相は平沼氏については「残念ながら条件に同意を得られていない」と述べ、審査の対象外とした。平沼氏は当面、無所属で活動する。
 11人の復党で、自民党所属衆院議員は305人に増える。年内に復党すれば来年の同党への政党交付金は約2億5500万円増額する計算となり、早期復党を党が急いだ一因とみられる。今後は復党する議員の小選挙区での公認調整が焦点となる。落選組の処遇も課題となるが、来夏参院選に立候補する場合、復党を容認する意見も浮上している。

[毎日新聞(11月27日)より引用]


「悔しかったら根性を」

医療関係 久田 優美子(26歳)

造反組の復党に、これだけ国民が納得してはいないのになぜでしょうか。政党交付金・参議院選などと言われていますが、これほどまでに信念・誇りがないと叩かれて恥ずかしくないのでしょうか。失敗したらやり直せる「情」世界、なんとまあうらやましい世界ですね。

「頭数揃えば、政党交付金2億5500万円増額!?」

派遣社員 山本 貴子(31歳)

お互い背に腹は変えられないってんで、踏み絵踏ませて復党への筋は通したワケね。政党交付金の用途が、車や飲食代、貸し植木代って何?それ、税金なんですが。今まで通り、クレテヤルって所から貰って欲しいわ。

「国民不在、相変わらず」

派遣社員 前田 智美(26歳)

あの郵政騒動は茶番劇だったというオチを見せられて、国民がどう反応すれば彼らは満足なのでしょうか。選挙のための政治、議員(政党)のための選挙、これじゃぁ一体何が何だか。でも、こういう事は今に始まったわけじゃないのが虚しい。

「大した問題じゃ…」

大学教員 服部 圭介(29歳)

復党問題、私個人的には大した問題とは思っていません。寧ろ「復党はしないが裏では協調」という方が民意を裏切っているように思います。はっきりと「私は自民党が好きなの!戻るの!」と言っただけでも正直で、さらに次の選挙でその評価をかけやすいと思います。

 

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