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2007年1月24日号(毎週水曜更新)
 

婦女暴行未遂で服役男性は無実

 富山県警は19日、氷見署が2002年に婦女暴行未遂容疑で逮捕し、余罪の婦女暴行罪と併せて懲役3年の実刑判決を受けて服役した当時、同県氷見市のタクシー運転手だった34歳の男性について、誤認逮捕だったと発表した。
 別の婦女暴行事件などで公判中の無職男(51)が自供し判明。男性には犯行当時のアリバイがあり、現場の足跡の大きさも男性のものとは異なっていた。
 男性はすでに刑の執行を終えており、県警は17日、男性の親族に事情を説明して謝罪したが、男性の所在は明らかでないという。富山地検は、男性の無罪判決を求める再審請求を富山地裁に行う方針。
 男性は、02年3月に同県西部の民家に土足で押し入り、留守番をしていた少女(16)にナイフを突きつけて暴行しようとしたとして、翌4月15日、氷見署に婦女暴行未遂容疑で逮捕された。さらに5月、県西部の別の少女を暴行したとして婦女暴行容疑で再逮捕された。

[読売新聞(1月20日)より引用]


「誤判断は有罪」

大学職員 石井 涼子(27歳)

誤判断をした側は、業務上過失にならないのだろうか。私が冤罪になったら、1)慰謝料3億円、2)当時の警官や検事にも同様に刑務所に入ってもらう。冤罪で服役した本人の行方が分からないそうで、余計に心配。健やかな社会生活には、もう戻れないのかな。

「それでもボクは…」

ポータルサイト勤務 高橋 明彦(32歳)

これ…さらりと報道されてますけど、かなりひどい。無罪で服役した「彼」の怒りや憤りの3年間を思うと…正直、痛すぎる。。なぜそうなってしまったのか?絶対に解明し説明すべき。今後、裁判員制度が実施され同じ事が市民の手で繰り返されないためにも。

「なんの為の警察、なんの為の刑法なのか」

派遣社員 山本 貴子(31歳)

証拠が本人と一致しないのに、裁かれてしまった事も恐ろしいが、再犯性が高い犯罪で服役した人の、出所後の足取りがわからないのも、いかがなものか。警察に対する不信感を持たずにはいられない。

「冤罪は犯罪です」

印刷会社営業 高尾洋一(34歳)

「認めちゃったほうが、早く開放されるぞ」と言われて、思わず認めてしまった、なんて話をよく聞きますが、自分がその立場だったらどうだろう。まして、ボクサーあがりの警官だったりしたら、絶対逆らえないよなあ…なんて思ってしまいました。ひどい話です。

 

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