氷河の減少、80年代の3倍 |
国連環境計画(UNEP)は29日、世界各地で氷河の縮小が急激にペースを速めており、2000〜05年の間に観測された氷河融解のスピードは、1980年代の3倍に達したとする最新データを公表した。
欧州アルプスなど世界の9山脈、約30か所の氷河で行った調査結果によると、各地の氷河の厚さは、平均で年約60センチ減少。この氷が解け出すスピードは、90年代の1・6倍、80年代の3倍のペースに相当するという。また、05年に計測した氷河の厚さは、前年に比べて各地の平均で約62・5センチ縮小。04年は、同約72・5センチの氷が消失した。
調査を担当したのは、スイス・チューリヒに本部を置く研究機関「世界氷河モニタリングサービス」(WGMS)。UNEPや各国の支援を受け、各地で氷河の観測を続けている。
今回のデータについて、UNEPは「気候変動の結果、急速で大規模な環境変化が世界各地で進んでいることが裏付けられた」と懸念を表明している。
[読売新聞(1月30日)より引用]
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「ニコニコキャスター」 |
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大学職員 石井 涼子(27歳)
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2月なのに最高気温が10℃以上。エルニーニョ現象と言われ、メディアは危機感を煽らなければいけないのに、天気予報のキャスターはニコニコ顔で「今日も春らしい陽気で暖かいです」と。温暖化はもっと先のことかと思っていましたが、すぐそこに迫ってますね。
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「国同士の協力が必要」 |
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派遣社員 山本 貴子(31歳)
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京都議定書の効果が、早く出るといいけど、最大CO2排出国のアメリカは、未だに離脱状態。産業保護もわかるけど、地球が維持できなければ、元も子もないのに。個人で何ができるかといえば、資源の節約くらい。気にはしてるので、役立ってるといいな。
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「どうしたらいい?」 |
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印刷会社営業 高尾洋一(34歳)
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人類を、地球にとっての病原菌に例えた説があるが、まさに地球が熱病に冒されているよう。そのうち、神の見えざる手によって、鳥インフルエンザよろしく、宇宙空間から地球ごと駆除されてしまうのでは…なんて、悠長なことを言ってる場合ではありませんね。
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