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2003年1月22日号(毎週水曜更新)

タレント好感度

NHK放送文化研究所は14日、「好きなタレント調査」の結果を発表した。男性は明石家さんまが5年連続、女性は久本雅美が2年連続の1位だった。今回初めてベスト10入りしたのは、6位の氷川きよし(前回11位)、優香(同11位)だけで、顔ぶれの変化は全体的に小さかった。

全国無作為抽出の3600人を対象に、好きなタレントを3人ずつ自由に書いてもらう方式で、昨年9月に実施した。支持率は、さんまが14.9%と男性では唯一2ケタ台。女性は久本の11.5%に松嶋菜々子の11.2%が続いた。

ベスト10以外では、男性は、大河ドラマ「利家とまつ」で前田利家を演じた唐沢寿明が100位圏外から12位、妻夫木聡が64位から13位、女性は竹内結子が92位から13位へと急上昇した。(敬称略・表中数字は前回順位)


<男性タレント>

(1)明石家さんま(1)
(2)ビートたけし(2)
(3)高橋英樹(9)
(3)所ジョージ(3)
(5)タモリ(6)
(6)氷川きよし(11)
(7)福山雅治(13)
(8)北島三郎(5)
(8)SMAP(4)
(10)木村拓哉(10)
<女性タレント>

(1)久本雅美(1)
(2)松嶋菜々子(2)
(3)上沼恵美子(11)
(4)浜崎あゆみ(4)
(5)吉永小百合(15)
(6)藤原紀香(10)
(6)優香(11)
(8)モーニング娘。(5)
(8)和田アキ子(3)
(10)中村玉緒(29)

【編集長の目】
毎年変わらないメンツ。次世代の人気者タレントがここ数年出現していないって事ですよね。実はそれって、TV業界にとってかなり深刻な問題なのではないでしょうか。


「さんまのトークは日本の心」
フリー調査業(弁護士補助)勤務 田中教之(26)
日本に帰ってきて思ったのはテレビが面白いということ。そして、画面にはさんまのトークが炸裂。「日本に帰ってきたなー」という瞬間です。(笑)さんまのトークは日本人にしかわからない。好感度という域を超えた日本人に安堵感を与える存在なのでしょう。

「高精度な無作為」

iモードコンテンツ勤務 斎藤 滋(24)

実にきれい。定番の人、流行りっぽい人、大御所系など、バランスよく、まんべんなく抑えられてる。しかも、比較的当たり障りなさそうな人々が。ま、確かに“万人ウケ”の大きな基準となる調査なので当然と言えば当然だが、それにしてもキモチワルイ。

「拡大再生産アンケート」

ポータルサイト勤務 高橋明彦(28)

深夜下ネタやってるタモリやたけしが好感度って…マジで?と思う。毎年このニュース自体に投票そのものが影響を受けてるだけじゃないのかなぁ。。俺は二人とも好きだけど…好感度とは違う毒を持ってると思うし。決して万人受けする才能だとは思わないけどね。

「いい加減見飽きた感・大!」
プロバイダー会社勤務 前田智美(23)
好感度が高い=いい人=割とどうでも「いい人」・・。そんな顔ぶれでここ数年固まってしまってるな。NHKに「好きなタレントは?」と聞かれたら無難に答えておくのが世の常ですかね。脱☆マンネリ化のために、来年はジャンル別とかにしてみるといいかも。

 

ニュース関心度合計(/20)

田中★★★★★
斎藤★★★★
高橋★★★★
前田★★★★




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★★★★★
★★★★
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★★★★

関心高い



関心低い

※点数は持分制。
つまり二度、3点などをつけてはいけない。

<例>

項目
news1 5点 4点 9点
news2 3点 5点 8点
news3 1点 1点 2点
news4 2点 3点 5点
news5 4点 2点 6点


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