松浪議員、政倫審で弁明 |
衆院政治倫理審査会(奥野誠亮会長)は21日午後、保守新党の松浪健四郎衆院議員の秘書給与肩代わり問題に関する審査を行い、松浪氏は冒頭の約20分間の弁明で、秘書給与の肩代わりを受けていた建設会社の会長が暴力団組員(当時)とは当初は知らず、組員と判明した後、肩代わりの解消を申し出たが、1か月以上にわたり受け入れられなかった、と説明した。
政倫審は原則非公開だが、松浪氏の希望で公開で開かれた。
政倫審は、テレビ中継が行われないことなどについて野党側が反発したため、午後零時50分の開会が遅れ、午後1時半過ぎに始まった。
松浪氏は、給与肩代わりが始まった1997年3月の9か月後の同年12月に建設会社会長が暴力団関係者らしいと支援者から教えられたが、当時は組員と確認する手段がなかったなどと従来と同様の説明を行った。
松浪氏は同月、「反社会的集団と関係があるとすれば支援を断ち切るべきだ」と考え、肩代わりの解消を申し出たが、組員側が受け入れなかったため、98年1月分まで肩代わりが継続した、と主張。給与の肩代わり額は97年3―7月と、同9月―98年1月までで計250万円に上ると説明した。
その後の98年3月ごろ、組員からの依頼で大阪府警に談合事件について問い合わせたことについては、〈1〉組員が指名手配中とは知らなかった〈2〉電話の内容も事件概要や捜査状況を照会するものではなかった――などと説明。さらに松浪氏は、「いかに自らが挽回できるかを自問自答する」として、議員辞職はしない考えを改めて強調した。
[読売新聞(5月21日)より引用]
【編集長の目】
今までの例なら、疑惑になった時点で辞職でしょう。それが当たり前とは言いませんが、ネバーギブアップで取る責任ってどんなものなんでしょうか。議員として何か大きな仕事をするのでしょうか?疑問。
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「秘書給与はうちでの小槌」 |
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葬儀関連派遣社員 浅羽祐治(31)
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暴力団云々以前に、秘書給与についてもっとわかりやすくシンプルに改革してほしいですね。真紀子も辻本も秘書給与疑惑で辞任。秘書給与を悪用する歪んだ政界の常識こそを審議してほしい。松波氏だけの問題にしては、後が絶たない気がする。
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「オトコに二言は?」 |
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ポータルサイト勤務 高橋明彦(28)
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議員寿命はどんなに居座っても選挙まで…さくっと辞めて次を狙うのは常套手段。だが彼は辞めない上に、ごねまくってる。心象は最悪でも譲らないのは…信念に政治生命を賭けてる?俺は論争しながら辞め逃げした人を認めない。松波さん、あなたはどうだろうか?
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「覚悟、見せてもらいましょ」 |
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iモードコンテンツ会社勤務 斎藤滋(24)
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彼は言った「ネバーギブアップ」。確かに辞任してしまうのはわかりやすい。潔くも見える。でも、辞めないならば、辞めないなりの成果が必要。米軍攻撃後のイラク復興がテーマになりつつある今、アフガン関連で飛び回っていた松浪氏が活躍する場面はあるはず。
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「名誉挽回を期待」 |
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フリー調査業(弁護士補助) 田中教之(26)
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失職しかけた議員が辞職せず、政界で名声を得た人は記憶にないけど、だからこそ持ち前の力強さを発揮してもらいたいです。政治家でも敗者復活ができるということ、実践してもらいたいです。私は単なる謝罪よりも結果を期待しています。
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