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2003年5月28日号(毎週水曜更新)

校長が替え歌で謝罪

 さいたま市南区内の小学校校長(58)が4年生の授業で「さあ死にましょう」などという替え歌を教え、市教委から注意を受けていたことが20日、分かった。校長は「気分転換に教えたが、軽率だった」と謝罪している。

 校長は15日、出張中のクラス担任の代理で図工を担当した際、教室内を静かにさせようと替え歌を教えたという。「ドレミの歌」の歌詞を「ドはドクロのド、レは霊柩(きゅう)車のレ、……シは死人のシ」と歌い、「ここから先は私が歌ったことや教わったことは、ほかの人に言わないで」と断り、「さあ死にましょう」と歌った。また「おじさん太っちょではげ頭」という歌詞の童謡「とんてんちんてんかん」も歌った。児童が自宅で保護者に話し、保護者から問い合わせがあった。
 市教委は19日夕、校長から事情を聴き、「適切さを欠いている」と注意した。校長は20日午後、児童39人に対し「心を傷つける歌を歌って申し訳ない」と謝った。
 校長は「生命尊重の教育を進める立場として軽率。悪い事と分かっていたのに歌ってしまった」と話している。今後は全生徒の保護者に謝罪文を送り、月内に保護者会を開いて謝罪する。


[毎日新聞(5月20日)より引用]

【編集長の目】
自分が小学生だったら楽しんでいたと思います。適切さは欠いているかもしれないけれど、生徒と接点をもたない校長より、数倍ましではないでしょうか。


「子供は残酷なのです」
葬儀関連派遣社員 浅羽祐治(31)
校長の歌よりも、周囲の反応がくだらないですね。子供は残酷なことをして、自分が人を傷つける経験を経て、生命尊重、思い遣りの心を学ぶのです。聞かせない、触れさせないというのでは、理屈でしか学ぶことができずに、死生観の甘い大人になってしまう。

「頑張りすぎた?」

ポータルサイト勤務 高橋明彦(28)

多分…いや絶対に生徒はバカ受けしてたに違いない(笑)想像するに…校長先生は久々の授業で生徒のココロを掴む為に勢い余ってやってしまったのだろう。独断と偏見だが、きっとこの校長は面白い人だと思うのです。懲りずに頑張って欲しいと密かに願ってます。

「せめて「キンタ〜」なら…」

iモードコンテンツ会社勤務 斎藤滋(24)

せめて下ネタ系なら、シャレのわかる先生ですんだのに。「♪死にましょう」とはセンスが無い。シャレのセンスより前に、自分の立場とか、相手が誰なのかとか、その後の影響とか、あまりにも状況が見えていない。人の上に立つべき人ではない気がします。

「校長の人間性を問う」
フリー調査業(弁護士補助) 田中教之(26)
こんな先生は昔もいました。でも、子どもたちがしゃれだと理解できるものだったし、先生に人望があったから問題にならなかった。替え歌そのものもセンスがないし、問題化されたということは、校長ご自身にも問題があるのでは?

 

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