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2003年6月11日号(毎週水曜更新)

ソーサ、違反バットで退場

 【ニューヨーク支局】米大リーグ、ナ・リーグの昨年の本塁打王で通算505本塁打を記録しているカブスのサミー・ソーサ外野手(34)が3日、シカゴで行われたデビルレイズとの試合で、バットにコルクを詰めた違反バットを使ったとして退場処分になった。大リーグ機構で折れたバットを回収、詳しい事情を調査する。

 ソーサは初回一死二、三塁で迎えた第1打席で、バットを折りながら二ゴロを放ち、三塁走者を迎え入れて1打点を挙げたが、審判団が折れたバットを調べた結果、バットにコルクが入っていたことが判明し、ソーサは退場、走者は元に戻され、打点も取り消された。
 バットの芯にコルクなど異物を詰めて反発力を増したりすることは、違反バットとして禁止されている。ソーサは本塁打王2回、打点王2回、98年には最優秀選手に輝いている強打者。
 大リーグではこれまで、たびたび違反バットの使用が見つかっており、最近では97年にウィルトン・ゲレロ(当時ドジャース)がコルク詰めバットの使用で、8試合の出場停止処分を受けている。
 スポーツ専門チャンネルESPNによると、試合後に会見したソーサは「打撃練習で使うバットで打席に入ってしまった。今まで、違反バットと知っていて試合で使ったことはない。ファンやチームメート、コミッショナーには本当に申し訳ないと感じている」と話した。


[読売新聞(6月4日)より引用]

【編集長の目】
事の真偽が本当に気になりますね。メジャーの調査委員会はかなりしっかりしているらしいので、結果に注目。ファンとしては偽であって欲しいですが…。


「少し同情」
大学職員 石井涼子(23)
この選手、その後異議申し立てして、なおかつその後も試合で活躍してんのね。反省の色がない!!!と怒りたくなるが、球団の意図が裏にあるのかな。野球選手もある意味サラリーマン。組織の支持に歯向かう事はできないのかもね。と、ちょっと同情気味。

「汚名挽回・名誉回復」

ポータルサイト勤務 高橋明彦(28)

今期ずっと不振で、違反バットを練習時、すなわち来たお客を楽しませる為だけに使って隠れてファンサービスしてた真面目なソーサが悲しい…という記事を見た。ホント悲しい。間違いか故意かは不問。ただ疑いを晴らす為に今まで以上に打ち続けて欲しい。頑張れ。

「今後に疑念を残さぬよう」

大学院生 服部圭介(25)

この問題、政治家の秘書給与問題を連想させる。どちらもある個人の問題だが、それが解決しても依然と他者に疑惑の念が残る。野球界の未来を考えるなら、ここで全選手一斉バット検査をして、一気に野球界の信頼を取り戻す、というようにすべきだと思う。

「波紋は広がる広がる」
プロバイダー会社勤務 前田智美(23)
クリーンなイメージの彼だっただけに、えらい騒ぎですね。米スポーツ専門局「ESPN」の放送では、この一件がここまで騒がれる理由の一つに、彼が黒人であることを挙げていた。アウチ!それはないと信じたい。マグワイヤでも、やっぱ騒がれるでしょ。

 

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