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2003年6月18日号(毎週水曜更新)

飯島愛の著書で性病検査

 タレント飯島愛(30)が13日発売の著書「生病検査薬≒性病検査薬」(朝日新聞社)で、限定1万冊に「性病検査キット」(女性用)を無料で付ける。処女作「プラトニック・セックス」で「性の伝道師」として知名度を高めた飯島が「性病って身近だけど目をそらしがち。女の子の役に立てれば」と企画。費用の約250万円は自腹を切る。

 2冊目となる著書は、「週刊朝日」で時事ネタなどについて飯島が自由に語っている連載コラム「錦糸町風印税生活」がベース。恋愛、結婚、健康など「女の悩み」について加筆した。
 今回は本の内容よりノベルティが過激だ。検査キットは、綿棒の入ったプラスチック容器で、女性が性病について調べるもの。本購入と同時に書店で受け取り(男性も可)、自宅などで検体を採取。都内の指定診療所に送付すると約10日で結果が判明する。検査費用(淋病3000円など)と送料は受診者負担となる。


[日刊スポーツ(6月11日)より引用]

【編集長の目】
この試みはいいと思います。しかし、どんな事でもオープンにするのが最良になってしまた世の中。恥ずかしい、とかそういう感覚がなくなるのも寂しいですよね。


「キットを渡す方法が難」
大学職員 石井涼子(23)
面白半分ではなく性病のことをまじめに考え行動しているところに誠実な印象を受ける。本のコンセプト自体はすごく共感するのだが、この本・・・キットは店員さんが本とは別に手渡すというのが難点。会計時の気恥ずかしい雰囲気を想定すると気後れしてしまう。

「恥ずかしくないというのも」

葬儀関連派遣社員 浅羽祐治(32)

TVで飯島が全然恥ずかしくないことなのだと声高に語っていた。偏見だという非難を覚悟で書くが、やはり全然恥ずかしくないというのでは、世の中にパンツは要らない。恥ずかしくてできないというのでは困るが、恥ずかしくないからオープンにというのもどうかなあ。

「無理せずに、姉さん」

フリー調査業(弁護士補助) 田中教之(27)

性病検査のキットをキャンペーンに使うのが、飯島愛の粋なところ。「姉さん」的な態度に好感を持てる女性も多いはず。ただ、今後それが過剰になりすぎて、話題を呼ぶためにはなんでもする!となって自滅してしまうようなことだけは避けて欲しいです。

「こういうの大事」
iモードコンテンツ会社勤務 斎藤滋(25)
飯島愛の本に限らず、こういう無料検査キットをもっと色々な人にとって手に取りやすくするのは大事なことですよね。この際、自分、もしくはパートナー(便利な言葉)が性病ではないか?と思う人がそれなりの数いそうなことには、目をつぶってしまって、ね。

 

ニュース関心度合計(/20)

石井★★
浅羽★★★★
田中★★
斎藤




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